株式会社NEXER Group・相続不動産の売却に関する調査

■相続した不動産、売却を考えたのはいつ?その理由は?
親や親族から不動産を相続したとき、その家や土地をどうするかは、多くの人にとって考えなければならない問題です。
相続した不動産は、すぐに売却を決めるとは限りません。相続後しばらく所有したうえで売却を検討することもあれば、管理や維持費などをきっかけに手放すことを考えることもあります。
自分で住むのか、誰かに貸すのか、それとも売却するのか。どのタイミングで決断するのか、そのきっかけも人によって異なるでしょう。
ということで今回はタクシエ(TAQSIE)と共同で、事前調査で「不動産を相続したことがある」と回答した全国の男女100名を対象に「相続不動産の売却」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置
「相続不動産の売却に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年9月25日~9月29日
調査対象者:事前調査で「不動産を相続したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル
質問内容:
質問1:相続した不動産を「売却しよう」と思ったことはありますか。
質問2:売却しようと思ったのはいつ頃ですか。
質問3:売却を考えたきっかけ・理由を教えてください。(複数回答)
質問4:売却を考えた背景や状況を、具体的に教えてください。
質問5:相続税の納税資金のために、「急いで売る」必要はありましたか。
質問6:売却までにかかった期間、またはかかりそうな期間はどのくらいですか。
質問7:売却までの期間の長さについて、どう感じますか。
質問8:そのように感じる理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■50.0%が、相続した不動産を「売却しようと思ったことはない」と回答
まずは、事前調査で「不動産を相続したことがある」と回答した方に、「売却しよう」と思ったことがあるか聞いてみました。

その結果、「売却しようと思ったことはない」が50.0%でした。
また、「売却した」は40.0%、「売却を検討している」は4.0%、「売却を進めている」と「売却しようと思ったが、見送った」がそれぞれ3.0%となっています。
売却を検討したことがある人と、これまで売却を考えたことがない人が、それぞれ半数となる結果でした。 また、すでに「売却した」と回答した人も40.0%にのぼり、相続した不動産を手放すという選択をした人も少なくないことがわかります。
■40.0%が、売却を考えた時期として「相続した直後」と回答
続いて、売却しようと思ったことはない以外の回答をした方に、「売却しようと思ったのはいつ頃か」を聞いてみました。

最も多かったのは「相続した直後」の40.0%でした。
次いで「相続する前から」が20.0%、「管理が負担になったとき」が14.0%、「自分や家族の生活が変わったとき(転勤・退職など)」が10.0%で続きます。
「相続する前から」と「相続した直後」を合わせると60.0%となり、6割の人が相続の前後に売却を考えていたことがわかります。相続をきっかけに、不動産を今後どうするのかを早い段階で考える人が多いようです。
一方で、「管理が負担になったとき」や「自分や家族の生活が変わったとき」といった、相続から時間が経った後の変化をきっかけに売却を考える人もいました。
相続した時点ですぐに決断する場合だけでなく、実際に所有して生活する中で、管理の負担や家族の状況の変化を実感し、売却を意識するケースもあるようです。相続不動産の売却を考えるタイミングは、相続そのものだけでなく、その後の暮らしや管理の状況によっても変わることがうかがえます。
■62.0%が、売却を考えたきっかけ・理由として「住む予定がない」と回答
続いて、売却しようと思ったことはない以外の回答をした方に、売却を考えたきっかけ・理由を聞いてみました。

最も多かったのは「住む予定がない」が62.0%でした。
次いで「空き家にしておくのが心配(防犯・倒壊・近所への迷惑など)」が38.0%、「遠方にあり、管理が大変」と「固定資産税などの維持費がかかる」がそれぞれ36.0%で続きます。
「住む予定がない」が6割を超えたことから、今後その不動産を利用する予定があるかどうかが、売却を考える大きなきっかけになっていることがわかります。
さらに、売却を考えた背景や状況を、具体的に聞いてみました。一部紹介します。
・住む予定がなく管理しきれないから(30代・女性)
・やはり投資に回したいから(40代・女性)
・管理のために通う時間と交通費、固定資産税が負担だったから。住む予定もなさそうだったから(50代・男性)
・古い家で危険だから(50代・女性)
・夏場の草刈り、冬場の除雪が大変だから(60代・男性)
・超大型台風で屋根が壊されて住めなくなり解体した。更地になったので固定資産税が6倍になったから(60代・男性)
管理のために現地へ通う時間や交通費、草刈りや除雪といった具体的な負担がエピソードとして挙げられました。また、建物の老朽化や災害による損傷など、不動産の状態が売却を考えるきっかけになったという声もあります。
このように、相続した不動産に住む予定がない場合でも、所有している限り管理や維持に手間や費用がかかります。特に遠方にある不動産では、定期的な管理そのものが負担になりやすいでしょう。
なお、固定資産税とは、土地や建物などの固定資産を所有している人に対して、毎年課される税金です。相続した不動産を今後どうするかを考える際には、住む予定があるかどうかだけでなく、管理にかかる時間や費用、建物の状態なども含めて考える必要があることが、今回の回答からうかがえます。
■36.0%が、相続税の納税資金について「相続税はかからなかった」と回答
続いて、売却しようと思ったことはない以外の回答をした方に、「急いで売る」必要はあったか聞いてみました。

その結果、「相続税はかからなかった」が36.0%、「急いで売る必要はなかった」が34.0%で、ほぼ並びました。また、「急いで売る必要があった」は16.0%、「急ぐほどではなかったが、売却代金を納税資金に充てた」は14.0%となっています。
相続税とは、亡くなった人から財産を相続した際に課される税金です。相続税の申告と納付が必要な場合は、原則として、相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内に行う必要があります。
今回の回答では、「急いで売る必要があった」と回答した人は16.0%でした。また、急ぐほどではなかったものの、売却代金を納税資金に充てた人も14.0%いました。
このことから、相続税の納付に備えて売却を急ぐケースは一定数あるものの、今回の回答では、売却を考える際の主な事情が納税だけに限られているわけではないことがうかがえます。
前の設問でも「住む予定がない」「空き家にしておくのが心配」「遠方にあり、管理が大変」といった理由が上位に挙がっており、相続不動産の売却には、納税だけでなく、その後の管理や利用予定など、さまざまな事情が関係しているようです。
■26.0%が、売却までにかかった期間、またはかかりそうな期間として「3か月未満」と回答
続いて、売却しようと思ったことはない以外の回答をした方に、売却までにかかった期間、またはかかりそうな期間はどのくらいか聞いてみました。

その結果、「3か月未満」が26.0%で最も多くなりました。次いで「3か月~6か月未満」が22.0%、「6か月~1年未満」が20.0%、「1年~2年未満」と「2年以上」がそれぞれ16.0%となっています。
「3か月未満」「3か月~6か月未満」「6か月~1年未満」を合わせると、1年未満で売却できた、または売却できそうと回答した人は68.0%でした。一方で、「1年~2年未満」と「2年以上」を合わせると32.0%となり、3割以上は売却までに1年以上かかっている、またはかかると見込んでいることがわかります。
売却までに1年以上かかるケースも3割を超えていることから、相続不動産を手放すまでには、ある程度の時間が必要になる場合もあることがうかがえます。売却を検討する際には、手続きだけでなく、その間にかかる管理の手間や維持費なども考慮する必要がありそうです。
■48.0%が、売却までの期間の長さを「ちょうど良いと感じる」と回答
最後に、売却しようと思ったことはない以外の回答をした方に、売却までの期間の長さについて、どう感じるか聞いてみました。

その結果、「短いと感じる」が14.0%、「ちょうど良いと感じる」が48.0%でした。
一方で、「長いと感じる」が30.0%、「わからない」が8.0%となっています。
約半数が売却までの期間を「ちょうど良い」と感じる一方で、3割は「長い」と感じていることがわかりました。売却を急ぐ必要があるかどうかや、あらかじめ想定していた期間と実際にかかった期間の違いなどによって、感じ方にも差が生まれるのかもしれません。
そのように感じる理由も聞いてみました。一部紹介します。
「ちょうど良いと感じる」と回答した方
・やはり別に急いでなかったから(40代・女性)
・一年以内に売るという計画を立てていたから(50代・男性)
・遺品整理があったからです(60代・女性)
「長いと感じる」と回答した方
・長く煩わされるように感じたから(30代・女性)
・その間に事故があっては嫌だから(50代・女性)
・ウッドショック他で土地代金がたたかれているから(60代・男性)
「短いと感じる」と回答した方
・仲介会社と売り先がすぐに見つかり、売却価格も満足したから(70代・男性)
・売却先を探していたわけでなく、先方から購入希望が届いたからです(70代・男性)
・もっと売却まで時間がかかると思っていた(70代・男性)
「わからない」と回答した方
・経験がないから(50代・男性)
「ちょうど良い」と回答した人からは、あらかじめ売却時期の目安を決めていたり、遺品整理などの作業と並行して進めていたりする様子がうかがえました。
一方で、「長い」と感じた人からは、売却までの間に事故が起きることへの不安や、土地の価格をめぐる懸念などが挙げられています。
また、「短い」と感じた人からは、買い手が早く見つかったことや、想定よりもスムーズに売却が進んだことを理由に挙げる声がありました。
売却までの期間の長さそのものだけでなく、事前にどのくらいの期間を想定していたか、そして実際にどのようなペースで売却が進んだかによって、期間に対する実感が変わることがうかがえます。
■まとめ
今回の調査では、相続した不動産の売却を考えたきっかけとして「住む予定がない」が62.0%で最も多く、売却を考え始めた時期では「相続した直後」が40.0%を占めました。
また、売却までにかかる期間は「3か月未満」から「2年以上」まで幅があり、「長いと感じる」と回答した人も30.0%いました。相続した不動産を売却するまでの期間や感じ方には、売却を急ぐ必要があるかどうかや、物件の状況などによって違いがあるようです。
相続した不動産は、住む予定がなくても管理や維持に時間や費用がかかる場合があります。今後の利用予定が決まっていない場合は、売却だけでなく、保有や賃貸なども含めて選択肢を整理し、それぞれにかかる手間や費用を確認しておくことが、今後の判断を考えるうえで役立ちそうです。
タクシエ(TAQSIE)
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<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置
【タクシエ(TAQSIE)について】
運営会社:三菱地所リアルエステートサービス株式会社
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ11階
URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/
運営メディア:不動産売却マスター
概要: 不動産売却マスターは、マンション、戸建て、土地、相続などの不動産売却に関する情報を提供する、三菱地所リアルエステートサービス株式会社運営のウェブメディアです。
URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/master/
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア
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