仕事と家庭のスタンス「どちらもできる限り」45.0%、時間のゆとりの有無:仕事状況で差 ~しゅふJOB総研調査~

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『時間のゆとりと睡眠』をテーマに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:300件)

■調査結果概要
1.今時間のゆとりが「十分ある」13.3%/仕事状況別比較
2.仕事と家庭のスタンス「どちらもできる限り」45.0%/時間のゆとり別比較
3.今の平均的な睡眠時間「6時間」34.3%/時間のゆとり別比較
4.睡眠時間平均「6時間4分」/仕事と家庭のスタンス別・時間のゆとり別
5.フリーコメントより


1.今時間のゆとりが「十分ある」13.3%/仕事状況別比較






2.仕事と家庭のスタンス「どちらもできる限り」45.0%/時間のゆとり別比較






3.今の平均的な睡眠時間「6時間」34.3%/時間のゆとり別比較






4.睡眠時間平均「6時間4分」/仕事と家庭のスタンス別・時間のゆとり別






5.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

<今「時間にゆとりがある」と回答した人>
・ゆとりがあってもぼーっとしてしまったり、有効に使うことができない(30代:パート/アルバイト)
・時間のゆとりが心のゆとりです(40代:派遣社員)
・他者から見たら時間にゆとりがあるように思えても、実際は子どもの学校のことや進路のことで心は休まらず、家事は終わりがなく、常に思考が働いているために、時間のゆとりと精神的な負担はイコールにならないと感じる(30代:フリー/自営業)
・時間にゆとりがあっても重度障害有りの息子の世話があるのでゆとりと思えない(60代:今は働いていない)
・人それぞれだけど、自分のペースで動けることが「ゆとり」かなと考えます。仕事の勤務時間や家事などで取りたい時間は異なるので、在宅も都合が良いが、勤務先でももう少し時間の融通を効かせるなどの配慮があっても良いと思う(50代:パート/アルバイト)
・時間にゆとりはありますが、その分家事をまじめにやっていると、あっという間に1日が終わる。子供の学費にこれからお金がかかると思うと、このままで良いのか不安になる(40代:パート/アルバイト)
・子どもがいない時間はゆっくりできるけど、帰ってくるとバタバタ(30代:今は働いていない)
・仕事もフルタイムではないので、時間はあるが、子供の予定や子供の希望を優先していてゆとりがあるとは言えないかもしれない(40代:フリー/自営業)
・前職勤務時は時間的にも気持ち的にもゆとりは全くなく、常に焦っていたりイライラしていたが、退職し専業主婦になった今、仕事のストレスがなくなった分効率的に育児家事に時間をさけるようになった(30代:今は働いていない)
・時間のゆとりはあるけれど、結局自分のためには使えない。ゆとりがあると言って良いのか…でも、時間に追われるようなことはほぼないので、ありがたいと思わなくてはいけないのだと自分に言い聞かせている(40代:今は働いていない)

<今「時間にゆとりがない」と回答した人>
・私がもう一人欲しい。家事も育児も仕事も、代われる人がいないからやっている感じ(30代:パート/アルバイト)
・時間のゆとりがないと、精神的にもイライラして病気になる(40代:SOHO/在宅ワーク)
・子どもをあやしたり寝かしつけたりする時間が長いので、時間がたくさんある気もするが、やりたいことができない(30代:今は働いていない)
・家事は手を抜けば時間ができて、皺寄せは家が荒れる。仕事は手を抜いたら、なんかバレて気まずいし後から皺寄せがくる。どちらもそこそこ手を抜いた上で頑張るのが気が楽(40代:正社員)
・働くのに精一杯でお金も時間も余裕がありません! (60代:パート/アルバイト)
・やらなければいけないことが多いのに更年期障害もあり手が付けられない。焦る中、時間だけが過ぎてしまいゆとりは感じられない(40代:今は働いていない)
・呼吸をしている気がしない。朝から寝るまで時間に追われている。ほっとボーっとするくらい時間にゆとりがほしい。好きな飲み物、好きなお菓子を食べて、時間に追われたくない。時計を見たくない(40代:パート/アルバイト)
・時間と言うより気持ちの持ち様で、ストレスフリーだと時間があまりなくてもゆとりを感じる(50代:派遣社員)
・旦那は好きな時に飲んで、好きな時に寝て、好きなもの食べて…主婦にはなぜそのような時間がないの??と思ってしまう(30代:今は働いていない)
・フルタイム残業あり共働きに家事と通勤時間を考慮すると、睡眠時間か入浴時間を削る以外ないと思うけれど、みなさんどうされているか気になります(40代:派遣社員)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
  家計だけでなく、時間のゆとりも大切です。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「今あなたは、時間にゆとりがありますか」と尋ねると「十分ゆとりがある」と答えた人は13.3%でした。ただ、今働いている人に絞ると「十分ゆとりがある」と答えた人は8.4%に減少します。また、仕事と家事や育児など家庭周りのことの両方に取り組む場合のスタンスを尋ねると「仕事も家庭もできる限り」と答えた人が最も多く45.0%でした。時間のゆとり状況で比較すると、「ゆとりがない」人の方が「仕事も家庭もできる限り」と回答する比率が高くなりました。時間のゆとりがない人ほど、仕事も家庭もどちらも頑張り過ぎてしまっている可能性があるのかもしれません。

 また、今の平均的な睡眠時間について尋ねると全体平均は6時間4分でした。「5時間未満」の比率は、時間の「ゆとりがない」人の方が「ゆとりがある」人の4倍近くです。平均睡眠時間も「ゆとりがない」人は6時間を切っており、「ゆとりがある」人より40分も少なくなっています。一方で、仕事と家庭のスタンス別では「仕事も家庭もできる限り」と答えた人の平均睡眠時間が最も多くなっています。頑張るために、睡眠をしっかり取ることを心掛けていたり睡眠を取らないと心身を保ちづらいということなのかもしれません。フリーコメントに寄せられた声を見ると、時間のゆとりの大切さが感じられる一方、時間があることが必ずしもゆとりにつながるとも限らないようです。何ごとにもできる限り精一杯取り組むスタンスは素晴らしい半面、頑張り過ぎで心身を疲れさせてしまう懸念もあります。職場における静かな退職は必ずしもサボるということではなく、最低限のことはきちんとこなすスタンスでもあります。心豊かに生活する上で、“家庭での静かな退職”に取り組むことも大切な選択肢の一つと言えるのではないかと考えます。
 

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。





解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
     民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
     促進検討会」(平成29~30年度)
     労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
     ム検討委員会」(平成29~31年度)
     日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会       
     議雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
        フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
        ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
        日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
        ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同   
        参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める

■調査概要
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:300名(※)
調査実施日:2026年9月17日(木)~2026年10月4日(日)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分
 で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)


<しゅふJOB総研について>「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ







<ビースタイルグループについて>『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。





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