ストレートアイロン ナノケア EH-HN30でケアした髪(右)
パナソニックは11月上旬から、ストレートアイロン ナノケア EH-HN30を発売する。低温でも1ストロークでしっかりとストレートにまとめ、カラーリングした髪色も美しく見せるのが特徴だ。コンパクトなのでカールアレンジも簡単にできる。価格はオープンだが、実勢想定価格は2万4000円前後。
カラーリング経験の多い20~30代がメインターゲット
EH-HN30でケアした右側のマネキンの髪色を見ても明らかなように、ストレートにまとまった髪の色が美しく見える。髪に水分を与える「ナノイー」と、整った髪の流れによってカラーリングの発色が映えるのだ。
逆に髪の内側の水分が少なく、ストレートが効いていないと、光の乱反射によりカラーリングの色が拡散してしまう。EH-HN30でケアした髪色は光が正反射するので、きれいに見える。
EH-HN30はストレートアイロン ナノケアのスタンダードモデルという位置づけで、20~30代をメインターゲットに据える。パナソニックの調べでは、年代別ストレートアイロンの使用率は20代が64.6%、30代が52.7%、40代が39.2%、50代が28.2%となり、20~30代の使用率が高い。
また、20~30代のカラーリング経験率では、80%が経験ありと答えている。さらに、カールアレンジの使用率も88%と高く、ストレートだけでなくカールも楽しみたいというユーザーが多い。
160℃の低温でも1ストロークで整えられるキーデバイスを開発
EH-HN30ではカラーリングを美しく見せるために、キーデバイスを進化させた。まずはヒーター。従来は温度センサーとヒーターを分離して配置していたため、プレートの温度の変化を瞬時に反映できなかった。髪がプレートに触れて施術するたびに温度が下がっていくイメージだ。
新製品ではセラミックヒーターの内部に温度センサーを組み込んだ一体型構造を採用。パナソニック独自の特許技術だ。プレートで髪を挟んだときの温度低下をリアルタイムで検知し、すぐに設定温度まで戻すことができる。施術中もプレート全体の温度を、一定かつ均一に保つことができる。
また、髪を挟むプレートでは、3Dスムーズプレートを採用した。プレートが上下左右に柔軟に動く設計になっており、挟んだ髪の太さや量に合わせてしっかりと可動する。髪1本1本に沿うようにフィットし、プレートと髪の間にすき間を作らずに捉えることができる。
さらに、従来はプレートの先端と中央、持ち手側で部分的に圧の偏りや抜けがあったが、3Dスムーズプレートは先端と中央、持ち手側の3カ所すべてに均一な圧力がかかる設計にした。一部分に過度な負荷がかかったり、圧が逃げたりすることなく、髪全体を均一に挟み込んで滑らかに伸ばすことができる。
髪に見立てた薄いプラスチックスティックをプレートで挟んで引っ張る実演デモでは、従来機種がところどころ捕捉できなかったのに対し、新製品は3Dスムーズプレートでしっかりと捕捉していたことから、圧にばらつきがないことが確認できた。
温度センサー内蔵セラミックヒーターと3Dスムーズプレートの開発により、安定した熱をムラなく届けられるため、従来の170℃よりも低い160℃の設定温度でも、髪を1回滑らせる(1ストローク)だけでストレートに整えられるようになった。髪への熱ダメージを軽減し、高温による髪の傷みやパサつきを抑え、髪を労わりながらきれいな仕上がりを実現する。
1台でカールも楽しめる
20~30代でカールアレンジをする人が多いことは前述したが、EH-HN30ではカールアレンジをしやすい形状設計にした。本体を丸みのある設計にし、髪を巻き付けた際に引っ掛からず、ウェーブやスパイラルカールなどの曲線を滑らかにつくれる。
また、先端に向かって細くなるスリムヘッドは、根元の髪や短い前髪をしっかりと挟み込み、細かいカールアレンジの取り回しがしやすい。手に馴染むグリップや親指の置き場所ガイド、アイロンを何度回してもコードが絡まない360度回転式コードなども、ツヤのあるカールをつくる上でポイントになるデザインだ。
なお、ストレートアイロン ナノケアはEH-HN30以外に、ハイパフォーマンスモデルとして高浸透ナノイー&ミネラルを搭載したEH-HN51も同時に発売する。髪の内部まで潤いを与え、キューティクルの密着性を高め、抜け毛・切れ毛を抑えながら、ストレートヘアを実現する最上位モデルだ。
EH-HN30と同じく、セラミックヒーターと3Dスムーズプレートによる160℃の低温1ストローク効果を備える。実勢想定価格は3万5000円前後となる。(BCN・細田 立圭志)







