触れて楽しめるアート作品で、人と人とをつなぐコミュニティづくりを支援。
自然あふれる南仏オート・プロヴァンスの洗練された上質なライフスタイルを提案するロクシタンは、2026年10月16日(金)に、社会福祉法人 日本点字図書館へ、アップサイクルアート作品および家具を寄贈しました。
本寄贈は、ロクシタンが長年取り組む視覚障害支援活動の一環として実施したもので、昨年度実施した視覚障害支援を目的としたクラウドファンディングによって集まった支援金を活用して実現しました。
今回寄贈したのは、ロクシタンの使用済み空き容器をアップサイクルして作家の石村大地さんが制作したアート作品3点と、テラサイクル社の協力のもと店舗で回収した空き容器を再利用し制作したテーブルおよびベンチです。
ロクシタンは本取り組みを通じて、ライフスタイルを豊かにするアートに触れる機会の創出や、障害の有無にかかわらず、人と人とが交流する、新たなつながりを生み出す場づくりに貢献します。
クラウドファンディングサイト(READYFOR): https://readyfor.jp/projects/loccitane-2026

写真左より、テラサイクルジャパン 浪花優子さん、ロクシタンジャポン代表取締役社長 山本直樹、
日本点字図書館理事長 長岡英司さん、アーティスト 石村大地さん
寄贈に込めた想い
ロクシタンは、自然がもたらす香りや手触りなど、「五感で楽しむ豊かなライフスタイル」を大切にし、それを障害の有無にかかわらず多くの人に届けたいという想いで、1997年から製品への点字表記を導入するなど、長年にわたり視覚障害支援にも取り組んできました。日本では、点字教育および視覚障害者支援の中核的な役割を担う日本点字図書館と連携しながら、これまでに点字図書やリーディングブックの制作支援として、2023年には10冊、2024年には7冊を寄贈しています。昨年は、視覚障害支援のためのクラウドファンディングを実施。支援金をどういう形でお届けするのがよいか、日本点字図書館と対話を重ね、この度、コミュニティスペースの整備とアート作品の寄贈に至りました。
この度の寄贈について日本点字図書館理事長 長岡英司氏は「ロクシタンには、これまでも録音図書や点字図書の制作支援など、継続的なご支援をいただいています。今回寄贈いただいたアート作品は、多くの視覚障害者が訪れる『ふれる博物館』で活用、テーブルとベンチは図書館利用者や関係者の交流の場として大切に活用してまいります。」と話しました。
構想から約2年。視覚障害のある方も「触れて楽しめる」アート作品
寄贈したアート作品は、東京藝術大学出身のアーティストであり、東京藝術大学にてテクニカルインストラクターとしても活動する石村大地氏が、ロクシタンの空き容器が活用し「自然」や「人と人とのつながり」をテーマに制作しました。視覚だけでなく、手で触れたり、音を感じたりすることで楽しめるよう工夫されており、視覚障害のある方でも、気軽にアート体験できる作品となっています。
寄贈された作品は、日本点字図書館が運営する「ふれる博物館」にて、11月18日(水)から始まる企画展「手っ解どう、北海道~北の大地と暮らしにふれる~」で展示される予定です。
石村氏は「ロクシタンの容器から発想を広げ、自然をモチーフに作品を派生させられたらと考えました。制作過程では、空き容器に熱を加えたとき、いい香りが工房いっぱいに広がり、とても心地よい制作の時間になったのが印象的でした。」と語りました。


循環型社会への想いを形にしたテーブルとベンチ
あわせて寄贈したテーブルとベンチには、全国のロクシタン店舗で回収した空き容器を再利用した再生素材を採用。天板には再生アクリル素材を使用し、回収された容器を砕いたものの一部を散りばめることで、廃棄物に新たな価値を与えるアップサイクルの取り組みを表現しました。また、日本点字図書館の利用者の声を反映し、誰もが安心して利用できるよう安全性や使いやすさにも配慮した設計となっています。日本点字図書館内のコミュニティスペースに設置され、利用者同士が交流し、語り合える憩いの場として活用されます。

これらの家具は、テラサイクル社の協力のもと制作されました。テラサイクルジャパン ジェネラルマネージャーの浪花優子氏は「2019年からロクシタンジャポンと協業し、空き容器のリサイクルはもちろん、回収した容器を再利用したエコバッグの制作などに取り組んでまいりました。この度の家具には、ロクシタンの空き容器が持つ美しい色彩がアクセントとして、ちりばめられています。サステナビリティの取組みをリードするロクシタンと、その想いに共感し資源循環に貢献したいという想いでロクシタン店舗に空き容器をお持ちくださったお客様との信頼関係があってこそ実現できた作品だと思います」と話しました。


※コミュニティスペースの使用開始時期に関しては現在調整中となります。
石村 大地
1991年愛媛県生まれ。東京藝術大学で鍛金を学び、2018年に三菱地所賞、2020年に原田賞を受賞した金工アーティスト。主にアルミを用いた動物モチーフ作品で知られ、ホテルロイヤルクラシック大阪などに作品が収蔵されています。石村大地は、現代金工の分野で注目される若手作家として、国内の展覧会や公共空間で活躍を続けています。
【寄贈アート作品 詳細】
■作品1.
テーマ:キノコたちの群衆
石村氏コメント:
「打楽器のようにたたいて、カスタネットのような音も楽しめる作品。触れられるアートというと慎重に触って鑑賞されるのではという印象があったので、子どもたちが触っても何も気にせず楽しめるような作品にしました。どこにでも生えてくるキノコの強い生命力を表現することで、作品に触れた方が元気をもらえたらと思い制作しました。」

■作品2.
テーマ:すずらん
石村氏コメント:
「空き容器のガラス素材を活かした、風鈴のように揺らして楽しめる作品。
大きな音色を出すこともできましたが、優しい音色で心が落ち着けるような作品にしたいと思いました。今日はどうしようかな、明日はどうしようかな、と考えてしまう忙しい毎日の中で、聞こえてくる音色に癒されてもらえたらと思い制作しました。」

■作品3.
テーマ:花束
石村氏コメント:
「様々な素材の質感の差を活かした、優しくふれて楽しめる作品。
視覚的にも華やかになるよう構成していますが、ぜひ目を閉じて色々な角度から触れてみていただきたい作品です。手のいろいろなところに何かが触れて、ここは固い、これは冷たいなど、不思議な感覚を楽しんでいただけたらと思います。」

ふれる博物館 第19回企画展「手っ解どう、北海道~北の大地と暮らしにふれる~」概要
期間:2026年11月18日(水)~2027年3月13日(土)※祝日年末年始を除く水・金・土曜日開館
開館時間:10:00~16:00
※予約制
所在地:東京都新宿区高田馬場2丁目3-14 アイ・ブライト2階
電話番号:090-3247-7290(開館日のみ)/ 03-3209-0241(本館代表)
URL:https://www.nittento.or.jp/about/fureru/index.html
テラサイクルとは
テラサイクルは、「捨てるという概念を捨てよう」をミッションに、リサイクル・再生資源・リユースを推進する革新的なソリューションを開発・提供するソーシャルエンタープライズです。米国本社を拠点に、世界15カ国以上で事業を展開しています。
ロクシタンの視覚障害支援について
1997年、ロクシタンは製品パッケージに点字表記(※)を導入しました。これは、すべてのお客様がロクシタン製品の“感覚的な体験”に触れられるようにする先駆的な取り組みでした。その後も、視覚障害支援を目的としたチャリティ製品の販売、NGOやユニセフとの協業など、ロクシタンは視覚障害者の支援、防ぐことが可能な失明疾病の回避、そして世界中のより多くの人々に眼科検診など視覚支援プログラムを提供することに尽力しています。世界各国で実施する視覚支援プログラムやチャリティ活動に加え、日本ではこれまでも視覚障害支援を目的とした社会貢献型クラウドファンディングを実施し、支援の輪を広げてきました。2025年には日本点字図書館および日本眼科医会への支援を目的としたクラウドファンディングを実施しています。
※英語表記。一部刻印が難しい製品を除き全ての製品に点字刻印またはラベル貼付しています。
ロクシタン(L’Occitane en Provence )とは
1976年の創設以来、植物が持つ“生命の力”を伝えるビューティーメゾン。
ローズマリーの蒸留というシンプルなしぐさから始まったロクシタンは、オート・プロヴァンスのいきいきとした自然と文化からインスピレーションを得ています。メゾンは、オート・プロヴァンスに着想を得た植物原料を用い、先進科学と環境への配慮を融合させたスキンケア、フレグランス、ホームコレクションをフランスで製造しています。人と自然を結ぶ絆を称えながら、ロクシタンは、日常のささやかな瞬間の美しさに着想を得た“アール・ド・ヴィーヴル(暮らしの美学)”を提案しています。現在、このフィロソフィーは、世界3,000以上の店舗、100のスパ、2,500のパートナーホテル、そして自社ホテル「ル・クヴォン・デ・ミニム - ロクシタン・アン・プロヴァンス ホテル&スパ」を通じて、世界中のゲストへと届けられています。
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