習い事3個以上の家庭では、約7割が月額2万円以上を支出。約半数の家庭が教育費に負担を感じる一方、負担を感じる家庭の85.1%が「教育費を増やしたい」と回答。




小学生の放課後は、今、どのように過ごされているのでしょうか。水泳や英語、学習塾、スポーツなど、学校外でさまざまな経験を重ねる一方、複数の習い事を掛け持ちする子どもたちもいます。
子どもの未来を応援するサービスを展開する株式会社miraiiは、小学生の子どもがいる保護者413名を対象に、「令和の『エクストリーム小学生』実態」に関する調査を実施しました。

調査の結果、2個以上の習い事をしている子どもは65.4%、週3日以上通う子どもは39.0%となり、21.5%が月に数回以上、1日に複数の習い事をする「ハシゴ」を経験していました。また、習い事を3個以上している家庭では69.6%が月額2万円以上を支出し、60.1%が家計負担を実感。一方、負担を感じている家庭の85.1%が、今後の教育費増額に前向きと回答しました。
本調査では、習い事の実態や教育費の負担を明らかにし、子どもの「今の教育投資」と将来の進学費用・家族の資産形成の両立について考察します。

<調査概要>

○調査対象:小学生の子どもがいる保護者413名(イベント参加者)
○調査形式:WEBアンケート調査
○調査時期:2026年10月10日~10月13日
○構成比は小数点以下第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しています。単一回答設問について、四捨五入により構成比の合計が100%にならない場合は、最大剰余方式により調整しています。○複数回答設問は、各選択肢の回答数を全回答者413名で除して算出しているため、回答割合の合計は100%を超える場合があります。

【問01】小学生の65.4%が、習い事を2個以上掛け持ち。3個以上も35.8%に。




現在の習い事の数を聞いたところ、最多は「2個」29.5%、次いで「1個」23.0%、「3個」20.8%、「0個」11.6%、「4個」10.7%、「5個」3.4%、「6個以上」1.0%でした。2個以上は65.4%、3個以上も35.8%となり、複数の習い事を掛け持ちする子どもが多いことが分かりました。習い事が1つだけではなく、複数の分野に取り組むことが、今回調査した小学生の放課後の過ごし方の一つとなっていることがうかがえます。

【問02】小学生の習い事、第1位は「水泳」44.3%。体操・ダンス、学習塾、英語など多様な分野に。




現在の習い事を聞いたところ、最多は「水泳」44.3%、次いで「体操・ダンス」28.1%、「学習塾・進学塾」25.7%、「英語・英会話などの外国語」「サッカー・野球・バスケットボールなどのスポーツ」各24.5%、「ピアノ・楽器・音楽」24.2%でした。そのほか、「そろばん・習字」13.1%、「プログラミング・IT」4.4%、「絵画・工作・アート」2.9%、「科学・実験・ものづくり」1.0%、「職業体験・仕事について学ぶ教室やプログラム」0.2%と続きました。「現在、習い事はしていない」は11.1%でした。

【問03】小学生の39.0%が、週3日以上習い事に通う。週5日以上も9.4%。




1週間に習い事へ通う日数は、「2日」27.6%が最多。次いで「3日」21.5%、「1日」19.4%、「0日」13.1%、「4日」9.0%、「5日」7.7%、「6日」1.2%、「7日」0.5%でした。週3日以上は39.0%、週5日以上も9.4%となり、学校外の活動に多くの日数を充てる子どもも一定数見られました。

【問04】21.5%が、1日に複数の習い事をする「ハシゴ」を経験。週1~2日程度のハシゴも16.5%。




1日に2つ以上の習い事をする「ハシゴ」について、「週に1~2日程度ある」は16.5%、「月に数回程度ある」は5.1%で、合わせて21.5%が月に数回以上経験していました。一方、「まったくない」は60.0%、「ほとんどない」は18.4%でした。

【問05】保護者自身の小学生時代も、63.9%が習い事を2個以上。現在の子どもと大きな差は見られず。




保護者自身が小学生だった頃の習い事の数は、「2個」30.5%が最多。次いで「1個」「3個」各23.0%、「0個」12.8%、「4個」6.6%、「5個」2.4%、「6個以上」1.0%、「覚えていない」0.7%でした。「覚えていない」を除く410名のうち、2個以上の習い事をしていた人は63.9%。現在の子どもの65.4%と大きな差はなく、複数の習い事は保護者世代にも見られたことが分かりました。

【問06】習い事をさせる理由、第1位は「子ども本人がやりたいことを経験させたい」67.6%。




習い事やさまざまな経験をさせる理由は、「子ども本人が『やりたい』と言ったことを経験させたいから」67.6%が最多。次いで「好きなこと・得意なことを見つけたい」47.7%、「できるだけ多くのことを経験させたい」39.5%、「才能や得意分野を伸ばしたい」32.0%、「将来の選択肢を広げたい」30.3%でした。そのほか、「学校だけでは得られない経験」22.8%、「コミュニケーション力や考える力の習得」17.9%、「勉強・受験への活用」13.1%、「英語・ITなど将来必要な能力の習得」11.6%、「将来の夢や仕事につながる経験」10.4%となり、子どもの意思や可能性を重視する保護者の姿勢がうかがえます。

【問07】習い事・学校外の学びにかける費用、64.9%が月額1万円以上。月額3万円以上も16.2%。




習い事や学校外の学びにかける月額費用は、「10,000円~19,999円」33.4%が最多。次いで「5,000円~9,999円」19.6%、「20,000円~29,999円」15.2%、「30,000円~49,999円」11.4%、「費用はかかっていない」7.5%、「5,000円未満」7.3%でした。そのほか、「50,000円~69,999円」2.7%、「70,000円~99,999円」1.2%、「100,000円以上」1.0%、「わからない/把握していない」0.7%となりました。月額1万円以上は64.9%、3万円以上も16.2%でした。

【問08】47.0%が、習い事・教育費に家計負担を実感。「非常に負担を感じている」は6.1%。




習い事や教育費の家計負担について、「非常に負担を感じている」6.1%、「やや負担を感じている」40.9%で、合計47.0%が負担を実感していました。一方、「あまり負担を感じていない」は37.3%、「まったく負担を感じていない」は8.7%、「わからない」は7.0%でした。

【問09】23.0%が「想定より教育費がかかっている」。保護者自身の支出や貯蓄を減らした家庭も。




習い事や教育費に関する経験では、「想定していたよりも費用がかかっている」23.0%が最多。次いで「家計に占める習い事・教育費の割合が増えている」20.1%、「保護者自身の衣服・趣味などの支出を減らした」9.4%、「貯蓄額を減らした」8.5%、「外食・旅行・レジャー費を減らした」7.0%でした。そのほか、「より安い習い事を選んだ」4.8%、「費用を理由に習わせたいものを諦めた」4.1%、「別の習い事をやめた」「投資額を減らした」各3.1%、「子どもが希望した習い事を費用で諦めてもらった」1.0%となりました。一方、「特にない」は45.0%でした。

【問10】81.6%が、子どもの可能性を広げるためなら教育費を増やしたいと回答。




今後の教育費について、「家計に無理のない範囲であれば増やしたい」61.5%、「家計を調整してでも、積極的に増やしたい」20.1%となり、合わせて81.6%が増額に前向きでした。一方、「現在と同程度にしたい」は12.3%、「わからない」3.9%、「できれば増やしたくない」1.7%、「減らしたい」0.5%でした。

【問11】57.6%が「子どものやりたいことは経験させたい」。一方、将来の教育費や家計とのバランスに不安も。




教育費や家計に関する考えでは、「子どもがやりたいことは、できるだけ経験させたい」57.6%が最多。「今しかできない経験には積極的にお金をかけたい」28.8%が続きました。一方、「将来必要になる教育費が不安」19.6%、「習い事や経験にどこまでお金をかけてよいかわからない」18.4%、「現在の習い事費と将来の進学費用とのバランスが難しい」11.1%、「教育費を優先すると貯蓄・資産形成が不安」10.7%など、費用面の悩みも見られました。さらに、「家計全体でどの程度使ってよいかわからない」8.5%、「住宅費や老後資金が不安」6.5%、「将来必要な教育費の総額がわからない」6.1%となり、「特に不安や悩みはない」は11.6%でした。

【分析】「子どもの可能性を広げたい」と「家計に余裕がある」は、同じではない。令和の小学生の習い事と教育投資の実態。

本調査では、習い事の数や費用と、家計負担・教育費増額意向との関係をクロス分析しました。
子どもに多様な経験をさせたいという保護者の思いがある一方、47.0%が教育費に家計負担を感じています。そこで、習い事の掛け持ちによる支出や負担の違い、負担を感じながらも教育投資を続けたいと考える家庭の実態を検証しました。

【分析1.】習い事3個以上の家庭、69.6%が月額2万円以上を支出。習い事1~2個の家庭の約5.6倍。




「問01:現在の習い事の数」と「問07:習い事・学校外の学びにかける月額費用」をクロス集計したところ、習い事3個以上の家庭148名のうち、69.6%(103名)が月額2万円以上を支出していました。一方、1~2個の家庭217名では12.4%(27名)となり、約5.6倍の差が見られました。習い事の掛け持ちが増えるほど、継続的な教育関連支出も大きくなる傾向がうかがえます。

【分析2.】習い事3個以上の家庭では、60.1%が家計負担を実感。1~2個の家庭より15.9ポイント高い。




「問01:現在の習い事の数」と「問08:習い事・教育費の家計負担」をクロス集計したところ、習い事3個以上の家庭148名では60.1%(89名)が「非常に負担を感じている」「やや負担を感じている」と回答しました。一方、1~2個の家庭217名では44.2%(96名)となり、15.9ポイントの差が見られました。習い事の数が多い家庭ほど、家計負担を感じる割合も高い結果となりました。

【分析3.】教育費に負担を感じる家庭でも、85.1%が今後の教育費増額に前向き。




「問08:習い事・教育費の家計負担」と「問10:今後の教育費を増やす意向」をクロス集計したところ、教育費に「非常に負担を感じている」「やや負担を感じている」と回答した194名のうち、85.1%(165名)が「家計に無理のない範囲であれば増やしたい」または「家計を調整してでも、積極的に増やしたい」と回答しました。家計負担を感じていても、子どもの可能性を広げるための教育費増額には、8割以上が前向きであることが分かりました。

【分析4.】教育費に負担を感じる家庭は、負担を感じない家庭に比べ、生活費・貯蓄を削った経験が約4.1倍。




「問08:習い事・教育費の家計負担」と「問09:習い事・教育費に関して経験したこと」をクロス集計しました。教育費に負担を感じている194名のうち、37.1%(72名)が、保護者自身の衣服・趣味、外食・旅行・レジャー、貯蓄、資産形成・投資のいずれかの支出を減らした経験があると回答。一方、負担を感じていない190名では8.9%(17名)となり、約4.1倍の差が見られました。子どもの教育費を優先するために、日々の生活費や将来の資金準備を調整している家庭も存在することが分かりました。

調査まとめ

今回の調査では、小学生の65.4%が2個以上の習い事をしており、39.0%が週3日以上、21.5%が月に数回以上の「ハシゴ」を経験している実態が明らかになりました。一方、保護者自身の小学生時代も63.9%が2個以上の習い事をしており、複数の習い事は令和に限った現象ではないことも分かりました。習い事をさせる理由では、「子ども本人がやりたいことを経験させたい」67.6%が最多。しかし、習い事3個以上の家庭では69.6%が月額2万円以上を支出し、60.1%が家計負担を実感していました。さらに、教育費に負担を感じている家庭では、生活費や貯蓄・資産形成に回すお金を減らした経験が、負担を感じていない家庭の約4.1倍に。それでも、負担を感じている家庭の85.1%が今後の教育費増額に前向きでした。
子どもの「今やりたいこと」を大切にしたい一方、将来の教育費や家族の資産形成も守りたい。 今回の調査からは、子育て家庭が抱える教育投資と家計負担の葛藤が浮き彫りになりました。教育費は習い事だけでなく、将来の進学など長期的に発生する支出です。子どもの興味・関心や適性を踏まえた経験の選択とともに、将来の教育費や家族全体の生活費・資産形成を見据えた資金計画が重要となります。
株式会社miraiiでは、お金と子育てのWebアプリ「みらいいコンシェル」に加え、子育て家庭の状況や希望に合った相談相手と出会える「ファミリープランナー」とのマッチングサービスを展開しています。「ファミリープランナー」は、FPとしての専門性や子育て家庭への理解、幅広い金融知識など、独自基準を満たしたmiraii認定の相談相手です。習い事や進学にかかる教育費、貯蓄・資産形成、家族のライフプランなど、子育て家庭のお金に関する相談環境づくりを目指しています。子どもの「今やりたいこと」を大切にしながら、「将来の選択肢」も守っていくために。miraiiは今後も、子育て家庭が教育費から資産形成まで、家族の未来に必要なお金について考え、選択できる環境づくりを支援してまいります。

<「ファミリープランナー」サービスサイト>
https://familyplanner.miraii-concierge.jp/

会社概要

会社名:株式会社miraii
設立:2018年11月22日
代表者:代表取締役 福田紘也
所在地:東京都中央区八丁堀3-4-12 Emute kyobashi 101号
公式サイト:https://miraii.co.jp
事業内容:キャリア共創エコシステム「みらいいパーク X」の開発・運営
     インタラクティブ教育プラットフォーム「みらいいパーク」の開発・運営
     非営利型オンライン教室「みらいいアカデミア」の開発・運営
     お金と子育てのWebアプリ「みらいいコンシェル」の開発・運営
     次世代教育メディア「みらいいメディア」の開発・運営
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