混雑を避けて快適に移動するための追加料金、3割超が「払いたくない」と回答。ヴァル研究所が調査

ヴァル研究所は10月23日に、同社の提供する経路検索アプリ「駅すぱあとアプリ」ユーザーを対象に実施した、公共交通機関の混雑に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、9月29日~10月5日の期間に行われ、4332名から回答を得ている。 調査対象者のうち、9月19~27日の期間に電車やバスといった公共交通機関を利用して外出した人(85.6%・3709名)に、混雑の程度を尋ねたところ、「非常に混雑していると感じた」(15.0%)と「やや混雑していると感じた」(52.1%)を合わせた割合が6割超を占めた。

同じく、9月19~27日の期間に公共交通機関を利用して外出した人のうち、「まったく混雑を感じなかった」以外の回答をした人(3580名)に、混雑によって困ったことを尋ねた質問(複数回答)では、「座れなかった」(43.5%)がもっとも多く、以下「人が多くて疲れた」(39.6%)、「乗り降りしづらかった」(32.8%)が続いている。

普段、混雑を避けるために行っていることとしては(複数回答)、「出発・帰宅時間をずらす」(46.3%)が最多となり、「座れる可能性の高い車両・乗車位置を選ぶ」(39.3%)、「混雑している電車を1本見送る」(24.6%)がそれに続いた。なお、「特に何もしていない」は19.4%となっている。

混雑した電車などを避けるために、移動時間がどのくらい増えても許容できるかを尋ねたところ、「10分程度」(41.5%)がもっとも多かった。一方で、「移動時間が増えるなら、混雑していても気にしない」という回答も14.3%に達している。

混雑を避けて快適に移動できるなら、追加でいくらまで支払ってもよいかを尋ねた質問では、「追加料金は払いたくない」(36.1%)が最多となった。何らかの金額を許容する人は合計で63.9%に達しており、内訳としては「500円程度」(19.8%)、「300円程度」(18.2%)、「100円程度」(14.2%)が上位となっている。

公共交通機関の混雑に対して行っている、自身の工夫を自由に答えてもらったところ、「通学の時にラッシュを避けるために朝早く家を出る」「始発の各駅停車に乗って混雑を避けて、座って移動している」「人混みを避けられてホームまですんなり行けるので、混雑する駅を利用せず1駅歩いて乗る」「宿泊をともなう時は、スーツケースは宅配の往復便を利用して身軽に移動するようにしている」といった回答が寄せられた。