マーケティング企業の伴走とプロの壁を突破した学生たちの挑戦ストーリー
生活者視点をベースにマーケティングとプロモーションを提案する株式会社クレオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横井 司)は、社会貢献および産学連携プロジェクトの一環として、日本大学商学部岸本ゼミの学生(以下「ゼミ生」)が取り組む和菓子開発プロジェクトのマーケティング・PR支援を実施いたしました。
本プロジェクトは、ゼミ生による市場調査・コンセプト立案をもとに、東京製菓学校および全国和菓子協会へのプレゼンテーションを経て正式に始動。東京製菓学校の学生・講師陣による技術協力のもと、本格的な和菓子の開発が実現いたしました。来る2026年11月1日(日)に開催される日本大学商学部砧キャンパスの学祭にて、完成した和菓子の初披露と体験型サンプリングを実施いたします

秋色の餡を組み合わせて皮で包む生八つ橋づくり
最中の中に、パーツを自分好みに配置して秋を詰め込む和菓子
秋に関する味の大福を食べて、何味かを当てる和菓子
【背景・プロジェクトの趣旨】
先輩による「和菓子の女性職人」に関する研究や、岸本教授の研究を通じてゼミ生の和菓子への関心が高まるなか、学祭でブースを出展する機会を得たことをきっかけに本プロジェクトが始動。その取り組みに向けクレオは市場調査の手法・ターゲット設定・SNS周知やPR方法などの伴走支援を行ってまいりました。ゼミ生たちは全国和菓子協会および東京製菓学校に対して自ら企画をプレゼンテーション。プロの厳しい視点による指導やアドバイスを乗り越え、製品化に向けた共同開発の権利を勝ち取りました。

※両端はクレオ担当者、右から岸本教授、ゼミ生の松井さん・星さん・小林さん・金子さん
【共創の軌跡:プロの壁と、ゼミ生のリアルな葛藤・成長】
「アイデア」を「ビジネス」にする難しさに直面したマーケティング分析
自分たちの「こんな和菓子を作りたい」というアイデアに対し、当初は知識がない中でアンケートの項目立てや聞き方に非常に苦戦しました。クレオによるマーケティング指導とモニターを活用した本格的な調査を経て、単なる思いつきではない「生活者に受け入れられる根拠」のある商品コンセプトへと磨き上げました。
《ゼミ生の声》
「自分たちのアイデアをどうやって調査に落とし込むか、そのアンケートの項目立てが一番の難所でした。どのような聞き方にすべきか知識もない状態でしたが、クレオ様から詳細な指導をいただき、モニター調査という贅沢な経験をさせていただきました。
この調査から得られた客観的なデータがあったからこそ、東京製菓学校様や全国和菓子協会様でのプレゼンテーションでも、私たちが企画を提案する意味や目的の『裏付け』をしっかりと示すことができたのだと思っています。」(ゼミ生:小林さん)
「最初は本やデータで和菓子の現状と課題を調べることからスタートしました。イベント概要に合わせて『今までにない新しい和菓子』の案を何度も出し合いましたが、なかなか納得がいかず……。
そこで『販売ではなく、和菓子の魅力を知ってもらう』というプロジェクト本来の目的に立ち返ったことで、『体験』というコンセプトに行き着きました。自分たちが心から『魅力が伝わる』と自信を持てるコンセプトに出会えた瞬間でした。」(ゼミ生:星さん)
全国和菓子協会・東京製菓学校へのプレゼンテーション通過
ゼミ生たちは、自分たちで練り上げたマーケティング戦略を携え、プロの集まる現場へ飛び込みました。試作・製造の実現性や伝統とのバランスなど、厳しい指摘を受けながらも熱意と根拠をもってプレゼンテーションを展開。見事プロの心を動かし、協力を引き出すことに成功しました。
《ゼミ生の声》
「クレオ様での画面投影によるプレゼンテーションとは違い、全国和菓子協会様では『紙資料のみ』だったため、どこを話しているかを提示するだけでも一苦労でした。また、お相手は和菓子の知識も豊富なプロの皆様です。自分たちの捉え方がズレていないか、失礼にあたらないかなど、プロの視点に合わせた説明や配慮にすごく神経を使いました。」(ゼミ生:松井さん)
「全国和菓子協会の方から『季節感を打ち出したいと言っても、具体的に何をイメージしているか?』と問われ、プロの視点の深さや自分たちの勉強不足を痛感しました。一方で、東京製菓学校の校長先生から『実現の難しさも含めて、新しいアイデアを持ち込んでコラボすることに意味がある』と言っていただけたのは大きな励みでした。抽象的な話から具体的な内容へと繋げるプロセスにおいて、一貫したストーリーで伝える難しさを学んだ貴重な経験です。」(ゼミ生:星さん)
【学生×学生の共創】
東京製菓学校生との技術の磨き上げ
企画決定後は、東京製菓学校の学生(以下「製菓生」)も開発チームとして参画。ゼミ生の「マーケティング視点でのアイデア・顧客ニーズ」と、製菓生の「製菓技術・再現性」が融合し、調理室での試作とディスカッションが何度も重ねられました。

東京製菓学校の調理室で行われた、両校の学生による試作・磨き上げの模様
《ゼミ生の声》
「私たちは『体験』として見た目の綺麗さや会話を生む仕掛けを重視していましたが、製菓生の皆さんからは『美味しさこそが心に残る体験』という意見をもらい、ハッとしました。企画した案に対しても、製造上の限界や『味のクオリティ』というプロならではの視点で指摘を受け、自分たちの認識が大きく覆されました。しかし、互いに『挑戦したい』という思いは同じ。最後は『美味しさと体験価値を両立させる』という共通の着地点へ合意形成することができました。」(ゼミ生:金子さん)
《製菓生の声》
「学祭での体験を通じて、若い世代の方々にもっと和菓子の魅力を知ってもらい、お店にも足を運ぶきっかけになれば嬉しいです。ゼミ生の皆さんが考えた自由なアイデアを『どうすれば美味しく形にできるか』と試行錯誤したプロセスは、学生同士のコラボだからこそ得られた貴重な体験でした。『無理かも?』という壁を工夫で乗り越えていく中で、製菓を学ぶ者として自分自身の成長を実感しています。」(製菓生の皆さん)
【製品概要および学祭での初披露について】
- 製品名及びコンセプト :『秋の体験型和菓子』全3種
「秋色の餡を組み合わせて皮で包む生八つ橋づくり」「最中の中に、パーツを自分好みに配置して秋を詰め込む和菓子」「秋に関する味の大福を食べて、何味かを当てる和菓子」
- 展開場所: 日本大学商学部「日大砧マーケット」内、(5)和菓子イベント配布ブース
- 展開日時: 2026年11月1日(日)10:00~17:00 ※製品がなくなり次第終了
《ゼミ生の声》
「和菓子店様や東京製菓学校様、全国和菓子協会様、クレオ様をはじめ、本当に多くの方々のご協力のおかげでこの活動が成り立っていることに、心から感謝しています。また、貴重なつながりの場や日々の手厚いご指導をくださった岸本教授にも深く感謝申し上げます。自分たちでアイデアを生み出し、形にしていくプロセスは私自身にとって大きな学びとなりました。学祭では、美味しさの背景にある『物語や魅力』をぜひ感じていただきたいです。これを機に和菓子をもっと身近に感じてもらえると嬉しいですし、皆さんのご来場を心より楽しみにしています!」(ゼミ生:星さん)
伝統を紡ぐ業界が語る、本取り組みの意義
アイデアと技術がぶつかり合い形となった今回の取り組み。
伝統を背負う全国和菓子協会は、若い世代が未来へと踏み出したこの挑戦を次のように評価しています。
《全国和菓子協会の声》
「ゼミ生がアイデアを出し、製菓生が製造の視点で応えるという視点のぶつかり合いから、実行可能な新しい形が生まれているのは実に画期的で期待が持てます。和菓子の伝統は守るだけでなく、新しい挑戦と革新によって紡がれてきたもの。若い世代が和菓子に関心を持ち挑戦する今回の取り組みは、伝統を未来へつないでいく上で非常に大きな意味と価値があると感じています。」(全国和菓子協会 藪専務理事)
【関連リンク】
日本大学商学部公式Instagram:https://www.instagram.com/nihon.u_commerce/
【メディア関係者様へ:当日の取材・試食のご案内】
当日はブース取材や試食サンプルのご提供に加え、日本大学商学部ゼミ生および株式会社クレオ担当者へのインタビューもお受けしております。
当日取材をご希望の方は、事前に下記までメールにてお申し込みください。
宛先:統合企画室 広報担当:pr@kreo.jp
あわせて、媒体名・ご担当者名をご記載ください。詳細を追ってご案内させて頂きます。
尚、会場準備の都合上、事前申込なしでの取材はお受けできない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ、および産学連携に関するご相談】
株式会社クレオ 東日本マーケティング本部
担当:奥野
E-mail:s-okuno@kreo.jp
■会社概要
会社名: 株式会社クレオ
所在地: 東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル5F
代表取締役社長:横井 司
事業内容:マーケティングおよび、広告・プロモーションのトータルソリューション
設立:1968年12月
資本金:8,284万円
URL:https://kreo.jp/
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