NISA口座を持つ18歳以上の男女378人に聞いたNISAの使い方に関する調査(資産運用ナビ調べ)
資産運用のプロとのマッチングサービス「資産運用ナビ」を運営するアドバイザーナビ株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:平 行秀)は、NISA口座を持つ18歳以上の男女378人を対象に、NISAの使い方に関するアンケート調査を実施しました。
NISAで商品を売ると、その商品を買ったときの金額(簿価)が、翌年以降に一生の非課税枠(1,800万円)に戻ります。しかし、この仕組みについて正解を選んだ人は27.3%で、売った金額が戻ると考えている人が34.0%いました。また、NISAについて専門家に相談したことがある人は11.9%で、相談しない理由の1位は「商品を勧められそう」(49.2%)でした。

調査結果のポイント
- NISAで売った後に非課税枠が戻る仕組みを正しく理解していた人は27.3%。売った金額が戻ると考えている人は34.0%
- 一生の非課税枠1,800万円を「いつまでに使い切るか」まだ決めていない人は37.8%
- 2025年4月の株価急落のとき、NISAで投資していた人の81.2%は売らずにそのまま持ち続けた
- NISAについて専門家に相談したことがある人は11.9%。相談しない理由の1位は「商品を勧められそう」(49.2%)
- 専門家に聞きたいことの1位は「売るタイミング」(37.3%)。60歳以上では「老後の取り崩し方」が38.1%で最多(参考値)
NISAで売った後の非課税枠、正しく理解していたのは27.3%

正解の「翌年以降に、その商品を買ったときの金額の分が戻る」を選んだ人は27.3%でした。「翌年以降に、売った金額の分が戻る」(26.8%)と「売った年のうちに、売った金額の分が戻る」(7.2%)を合わせると、34.0%が売った金額を基準に枠が戻ると考えていました。「わからない」と答えた人も29.3%いました。
たとえば、100万円で買った投資信託を150万円に値上がりしたところで売った場合、翌年に戻る枠は買ったときの100万円です。値上がりした50万円は枠に戻らないため、売る時期や金額を決める前に仕組みを知っておく必要があります。詳しくは「新NISAで1,800万円を超えたらどうなる?その後の運用と枠の復活を解説」で説明しています。
なお、金融庁は「令和9(2027)年度税制改正要望」で、売った年のうちに非課税枠が戻るよう見直しを要望しています。
年代別に見た、正しく理解していた人の割合
- 18~29歳:26.5%(34人)
- 30代:27.1%(96人)
- 40代:31.9%(94人)
- 50代:27.1%(96人)
- 60歳以上:19.0%(42人)
※60歳以上・18~29歳は回答者が50人未満のため参考値

年代ごとのNISAの始め方や積立額の目安は、「20代の新NISAは毎月いくら?積立額の決め方と始め方」「新NISAは30代なら毎月いくら?平均約3.7万円の見方と積立額の決め方」「40代の新NISAは毎月いくら?月1万・3万・5万・10万円を比較」「50代から新NISAは遅い?毎月いくら・ポートフォリオ・デメリットを解説」「60代からNISAはやめたほうがいい?始めてよい人・見送る人と口座の選び方」「新NISAは70代からでも遅くない?始める判断基準・ポートフォリオ・取り崩し方」で紹介しています。
1,800万円の非課税枠「いつまでに使い切るか」まだ決めていない人は37.8%

NISA口座で投資信託・株式などを持っている人のうち、37.8%が「まだ決めていない」と答えました。「使い切るつもりはない」は16.0%、10年以内(最短5年・6~10年)に使い切るつもりの人は21.2%でした。まとまった資金を一度に投資した場合と、分けて投資した場合の違いは、資産運用ナビの「一括投資シミュレーション」で比べられます。
2025年4月の株価急落、NISAで投資していた人の81.2%は売らずに持ち続けた

2025年4月の株価急落のとき、NISAで投資していた人の81.2%は「何もしなかった(積立はそのまま続けた)」と答えました。「追加で買った」は12.4%で、「一部を売った」は3.7%、「すべて売った」人はいませんでした。資産を取り崩している途中で値下がりしたときの備え方は「老後資金の取り崩し中の暴落対策!生活費を守る現金の使い方と売却額の見直し方」で紹介しています。
NISAについて専門家に相談したことがある人は11.9%、相談しない理由の1位は「商品を勧められそう」

NISAについて「インターネット・本・AIなどで自分で調べた」人は66.1%でした。一方で、銀行・証券会社・IFA・ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談したことがある人は11.9%でした。
専門家に相談していない理由は「商品を勧められそう」が49.2%で最も多く、「費用がかかりそう」(44.4%)、「相談するほどの資産ではないと思う」(40.5%)が続きました。窓口で勧められた商品を買う前に確かめたい点は「銀行で勧められた投資信託は買ってよい?購入前に確認したい費用と仕組みについて」で紹介しています。NISAの相談先は「新NISA相談・積立NISA相談のおすすめ窓口6つ!できること・できないこと」で比べています。

資産運用ナビでは、得意分野や地域で絞り込んでNISAをIFAに相談できます。IFAの仕組みや証券会社・銀行との違いは「IFAとは」、選び方は「おすすめのIFA」で紹介しています。
専門家に聞きたいことの1位は「売るタイミング」、60歳以上は「老後の取り崩し方」

全体では「売るタイミング」(37.3%)と「自分に合う商品の選び方」(32.8%)が上位でした。60歳以上では「老後の取り崩し方」が38.1%で最も多くなりました(参考値)。NISA・特定口座・預貯金をどの順番で使うかは「NISAと特定口座はどちらから取り崩す?預金も含めた老後資金の使う順番」で紹介しています。毎月使える額と、資産が何年もつかは、資産運用ナビの「取り崩しシミュレーション」で計算できます。

回答者の声
勧められるまま乗り換えて、手数料ばかりかかった
「過去NISA枠で一括購入していた投資信託を銀行の担当者に勧められて何度も同じ年度内に乗り換えしていたが、手数料ばかりかかってほとんど利益がでなかった。」
30代・男性
どこに相談すればいいのか、費用がいくらかかるのかも分からない
「元本割れのリスクが怖く、今後どうしたら良いか相談したいが、どこに相談するのが良いのかすら分からない状態。相談にはいくらくらいお金がかかるのか、という不安もあり相談することも難しいと感じる。」
40代・女性
年金生活に入ってからの売り方と、割合の決め方に迷っている
「年金生活が始まる65歳以降から非課税期間が終わるまで10年ほどあります。その間の売り方について迷っています。できるだけ損をしないように少しずつ売っていきたいと思いますが、割合を決める方法がわからないです。」
60~64歳・女性
総論
今回の調査では、NISAで売った後に非課税枠がどう戻るかについて正解を選んだ人は27.3%にとどまりました。翌年以降に枠に戻るのは買ったときの金額までで、値上がり益は戻りません。老後の取り崩しや商品の入れ替えで売る前に、押さえておきたい仕組みです。
一方で、NISAについて専門家に相談したことがある人は11.9%で、相談しない理由の1位は「商品を勧められそう」(49.2%)でした。専門家に聞きたいことは「自分に合う商品の選び方」(32.8%)より「売るタイミング」(37.3%)が多く、60歳以上では「老後の取り崩し方」が最も多くなりました。買い方よりも、増えた資産をいつ・どう売るかに迷う人が目立つ結果になりました。
調査概要
調査名:NISAの使い方に関する実態調査
調査期間:2026年10月2日~10月17日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:NISA口座を持っている18歳以上の男女
有効回答数:378人(18~29歳36人、30代100人、40代100人、50代100人、60歳以上42人)

※比率は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※年代ごとの回答者数が異なるため、全体の数値は30~50代の回答の影響を大きく受けています。
※回答者が50人未満の年代(18~29歳・60歳以上)の数値は参考値です。
※非課税枠の仕組みの設問は、金融機関・IFA・ファイナンシャルプランナーの仕事をしている人を除いて集計しています。
本調査の引用・転載について
本調査の内容を引用・転載される場合は、出典として「資産運用ナビ調べ」と記載し、資産運用ナビへのリンクを設置してください。
資産運用ナビについて
資産運用ナビは、資産運用の相談先として、IFA(独立系の資産運用アドバイザー)を探せるマッチングサービスです。お住まいの地域や相談したい内容から、全国のIFAを検索できます。
会社概要
会社名:アドバイザーナビ株式会社
代表取締役:平 行秀
設立:2019年5月29日
所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE
事業内容:富裕層とIFAのマッチング事業、人材紹介業、IFAのコンサルティング事業
URL:アドバイザーナビ株式会社
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