60代でも33.5%が生成AIを利用。病院の外来患者の調査では、情報を入手している人の29.5%が医療機関のインターネットの情報を利用。国の調査と1医院の記録で確かめました。

医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニック(北海道札幌市中央区、理事長:湯口晃弘)は、医療機関の探し方の変化を、国の調査と当院の問診票の記録で確かめました。総務省の令和8年版情報通信白書によると、生成AIサービスを使ったことがある人は58.8%(15~69歳)でした。当院の調査にご協力いただいた患者さん156名の問診票には、当院を知ったきっかけの欄に、生成AIで調べたという自由記述(「AIでしらべた」「チャットGPTで調べてみた」)が2件ありました。集計の全文は情報サイト「Save Your Teeth.」(https://save-your-teeth.jp/columns/first-visit-survey/)で公開しています。

生成AIサービスを使ったことがある人の割合(総務省 令和8年版 情報通信白書・年代別)と、当院の問診票の記入

分析の概要
・調査主体:総務省・厚生労働省(統計の出典)/問診票の集計は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニック(自社調査)
・調査対象:1.総務省 情報通信白書(令和8年版)の個人向け調査(15~69歳・インターネット調査・日本n=1,236)2.厚生労働省 令和5年受療行動調査(一般病院の外来・入院患者)3.当院の調査にご協力いただいた患者さん156名の紙の問診票(Web問診を印字して手書きで追記したものを含む)をデータ化
・対象期間:1.2026年1~2月調査 2.2023年10月調査 3.調査にご協力いただいた患者さん156名分
・集計方法:1.2.は公表値をそのまま引用。3.は問診票の「当院を知ったきっかけ」の欄に書かれた生成AIの記述を数えた
・分析日:2026年10月22日
・出典:総務省「令和8年版 情報通信白書」/厚生労働省「令和5年受療行動調査」/当院の問診票(自社集計)
背景
医療機関を探すとき、人はどこで情報を得ているのでしょうか。検索や医療機関のホームページに加え、ここ数年で生成AIという新しい手段が広がっています。
国の調査で全体の傾向を確かめ、そのうえで、1つの歯科医院の問診票に何が書かれていたかを数えました。
主なデータ
生成AIサービスを使ったことがある人(総務省 令和8年版 情報通信白書・2026年1~2月調査)
・全体(15~69歳)58.8%/20歳以上に限ると52.2%
・15~19歳 91.7%/20代 78.2%/30代 56.3%/40代 49.0%/50代 44.2%/60代 33.5%
ふだん医療機関にかかる時の情報の入手先(厚生労働省 令和5年受療行動調査・一般病院の外来患者)
・情報を入手している人は80.9%
・情報を入手している人のうち、「家族・友人・知人の口コミ」68.0%、「医療機関が発信するインターネットの情報」29.5%、「医療機関・行政機関以外が発信するインターネットの情報(SNS、電子掲示板、ブログの情報を含む)」18.9%、「行政機関が発信するインターネットの情報(医療機能情報提供制度など)」4.1%
当院の調査にご協力いただいた患者さん156名の問診票
・当院を知ったきっかけの欄に、生成AIで調べたという自由記述 2件(「AIでしらべた」「チャットGPTで調べてみた」)

「医療機関の探し方の変化」分析の概要(調査主体・対象・期間・集計方法・分析日・出典・注意)

国の調査と1医院の記録から見えること
総務省の調査では、生成AIを使ったことがある人は58.8%、20歳以上に限ると52.2%でした。60代でも33.5%です。白書は、利用経験の割合がこの1年間で大きく上昇したとしています(2025年度の調査から15~19歳が対象に加わっています)。
当院の問診票は選択肢に生成AIを用意していない様式でしたが、患者さん自身の言葉として生成AIの名前が2件書かれていました。件数は少ないものの、医療機関を知る入口の1つとして生成AIが現れ始めていることを、記録の側から確かめられました。
一方で、2023年に行われた病院の外来患者の調査では、情報を入手している人の情報源として多かったのは「家族・友人・知人の口コミ」(68.0%)と「医療機関が発信するインターネットの情報」(29.5%)でした。この調査の選択肢には生成AIは含まれていません。
この分析について
総務省の調査はインターネット調査の回答者(15~69歳)、受療行動調査は一般病院の患者を対象としており、対象が異なります。2つの数字を同じ人たちの割合として比べることはできません。
受療行動調査の情報の入手先の割合は、情報を入手している人を分母としたものです。歯科診療所の患者は調査の対象に含まれていません。
当院の問診票の集計は1つの医院の記録で、全国の歯科医院に当てはまるものではありません。問診票は様式が3種類あり、選択肢も様式ごとに異なります。生成AIの2件は選択肢ではなく自由記述に現れたもので、割合としては扱えません。
患者個人が特定される情報は含んでいません。氏名、年齢、住所、治療内容は集計の対象外です。
監修者のコメント
問診票を1枚ずつ数えてみて印象に残ったのは、こちらが選択肢を用意していないのに、生成AIで調べたという記入が実際に現れていたことです。国の調査では、生成AIを使ったことがある人は58.8%にのぼります。どこで歯科医院を知るのかという入口は少しずつ変わっています。どの入口から来られた方にも、正確な情報をお伝えできるようにしておきたいと考えています。(ユアーズデンタルクリニック 院長 湯口晃弘)
出典
・総務省「令和8年版 情報通信白書」第I部第1章第1節
 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/pdf/n1110000.pdf
・厚生労働省「令和5年受療行動調査(確定数)」
 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/23/kakutei.html
※総務省の調査は2025年度から15~19歳が対象に加わっています。20歳以上に限った値は52.2%です。
※本リリースの数値と図は、総務省「令和8年版 情報通信白書」、厚生労働省「令和5年受療行動調査」を医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックが加工して作成したものです。
監修者について

医療法人令徳会 理事長 ユアーズデンタルクリニック 院長 湯口晃弘(ゆぐち あきひろ)

湯口晃弘(ゆぐち あきひろ)/医療法人令徳会 理事長、ユアーズデンタルクリニック 院長
・2010年~2015年 石川県金沢市のなぎさ歯科クリニックにて船登彰芳氏に師事
・2015年 ユアーズデンタルクリニック開院(札幌市中央区)
・2022年 米国カリフォルニアのスタディグループ OSCSC にて講演
・2023年 日本臨床歯周病学会 第41回年次大会 新進気鋭セッションに登壇
・日本歯周病学会 認定医、EAO(European Association for Osseointegration)認定医
・5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター
・2026年5月 米国歯周病学会の公式誌 Clinical Advances in Periodontics に、筆頭著者として症例報告を発表(DOI: 10.1002/cap.70076)
・2026年10月 日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会にて演題発表
医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックについて

ユアーズデンタルクリニック

札幌市中央区・大通駅直結の自由診療専門の歯科医院です。2015年開院。歯周外科、歯周組織再生療法、歯肉移植(根面被覆)、インプラント治療、審美歯科を診療科目としています。院長の湯口晃弘は日本歯周病学会認定医、EAO(European Association for Osseointegration)認定医、5-D Japan ペリオインプラントコース インストラクター。
医院名:ユアーズデンタルクリニック
運営法人:医療法人令徳会
設立:2015年9月
所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F(地下鉄大通駅直結)
理事長:湯口 晃弘
診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)
ユアーズデンタルクリニック 公式サイト:https://yours-dental.com/
歯科情報メディア Save Your Teeth.:https://save-your-teeth.jp/
本件に関するお問い合わせ
医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニック
電話:011-206-8241
所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F
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