日本乾癬性疾患協会、世界乾癬デー(10月29日)にあわせてPDF版の無料公開

一般社団法人 日本乾癬性疾患協会(愛称:インスパイア・ジャパン、所在地:神奈川県横浜市、代表理事:奥瀬正紀)は、小児乾癬について、乾癬のあるお子さんご本人とご家族にやさしく伝える小冊子『みんなに知ってほしい!肌トラブルの正体 乾癬ってなぁに?』を制作しました。世界乾癬デー(10月29日)にあわせて、当協会のウェブサイトにてPDF版の無料公開を開始します。
▼小冊子PDFはこちらからご覧いただけます。
https://japd.org/news/news/20261022.html
制作の背景
乾癬は、皮膚に赤み(炎症)や盛り上がり(浸潤)の上に白っぽくかさかさした、かさぶたのようなもの(鱗屑)が生じる慢性の炎症性疾患です。かゆみを伴うこともあります。さらに皮膚だけでなく全身に炎症が及び、関節の痛みや腫れを伴う乾癬性関節炎や、糖尿病・心血管疾患などの併存疾患のリスクもあります。見た目の症状から、「うつる病気では?」「不潔なのでは?」といった誤解や偏見を受け、特に子どもたちは、学校などの集団生活の中で孤立感を抱えやすいことが指摘されています。加えて、小児の乾癬は大人にくらべて患者の数が少なく、情報が十分に届いていない現状があります。国内では、乾癬を子どもに向けて伝える啓発冊子は、これまでほとんどありませんでした。また、小児の乾癬患者さんを対象にした治験の参加者が集まりにくいこともあり、小児に使える治療の選択肢は限られています。
そこで、まずは病気そのものを知ってもらい、患者さんや周囲の人に必要な情報が届く環境づくりが必要だと考え、本冊子を制作しました。2026年の世界乾癬デーのテーマ「Psoriatic Disease & Youth(乾癬と若者)」を踏まえ、若い世代への最初の一歩として、まずは小学校中学年(8~10歳)のお子さんに向けた小冊子としています。
小冊子の特徴
- 表紙から始まるマンガ: お助けキャラクター「乾癬マン」が登場する5ページのマンガで、かゆみや見た目のことで悲しい思いをするお子さんの気持ちに寄り添いながら、受診して症状が改善していく過程を描きました。学校などの集団生活の場面も盛り込んでいます。- 知識ページ: 小児乾癬について、お子さんにも分かりやすい言葉とイラストで解説します。
- 伝えたいメッセージ: 乾癬は人にうつる病気ではないこと。見た目だけで判断しないでほしいこと。適切な治療で症状を良くしていくことができること。本人やご家族は悪くないこと。
乾癬のあるお子さんだけでなく、乾癬を知らないお友だちや周りの大人にも、病気を正しく知るきっかけになってほしいと願っています。
本冊子は、病気への理解を深めることを目的としたものです。特定の治療や治験への参加をすすめるものではありません。
制作者について
本冊子の漫画・イラスト・デザインを手がけてくださったのは、イラストレーター・漫画家として活躍されている清野705(せーのなおこ)さんです。清野さんは2025年の世界乾癬デーに、ご自身の乾癬の体験を描いた漫画「乾癬になりました」を公開し、大きな反響を呼びました。▼清野705さんの漫画「乾癬になりました」についての記事は、こちらからご覧いただけます。
https://japd.org/note/story/20260802.html
一般社団法人日本乾癬性疾患協会(インスパイア・ジャパン)について
一般社団法人日本乾癬性疾患協会(インスパイア・ジャパン)は、2017年に全国各地の患者会メンバーによって設立された、乾癬患者・家族のため活動団体です(2018年に法人化)。当事者の視点を大切にしながら、乾癬に関する正しい情報の発信や啓発活動、患者同士のつながりづくり、ならびに患者・家族の視点や経験を社会に伝える取り組みを行っています。医療者・研究者・企業・行政など多様な関係者とも協働し、乾癬への理解が広がる社会の実現を目指して活動しています。公式サイト:https://japd.org/
本件に関するお問い合わせ
一般社団法人日本乾癬性疾患協会(インスパイア・ジャパン)電話番号:050-7118-5514
FAX番号:050-3527-0395
Email:info@japd.org
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