築170年の農家工房から、間伐材や竹などの未利用素材をプロダクトに

熊本県山都町の築170年を超える農家工房を拠点とするフレグランスブランド「通潤香堂(つうじゅんこうどう)(所在地:熊本県上益城郡山都町)」は、2026年10月29日(木)より、里山の未利用材を生かしたフレグランス製品の販売を開始します。
立ち上げたのは、東京出身でIT企業に勤める代表・片山淳子(嫁)と、熊本県山都町出身で元農業高校教員の片山昭次(義父)。義父の山仕事や農業の知恵と、都市生活者である嫁の視点を掛け合わせ、竹、間伐材、矢部茶、天然石など、山都町にある素材を上質なフレグランスやインテリアとして届けます。 本物志向の暮らしを求める都市生活者(30代~・性別不問)に向け、自然素材を基調にしたユニセックスなプロダクトを提案。未利用素材を高付加価値化して山の手入れの収益化を目指すとともに、売上の一部を里山保全活動や熊本地震の復興支援に活用します。



事業背景:小規模山林の「経済合理性」の創出と水資源保全
日本の森林所有者の約9割は10ha未満の小規模所有者であり、木材価格の低迷により丸太の販売だけでは赤字になる構造から、十分な手入れが行き届かない山林が増加しています。 IT企業に勤める代表の片山淳子は、山都町で義父が行う自然の摂理に沿った手仕事や知恵に接し、その合理性と価値に着目。同時に、水資源を育む「里山の水源涵養機能(緑のダム)」の荒廃に危機感を抱き、未利用素材を製品化して山の手入れへ還元する本プロジェクトを立ち上げました。


▲自然の摂理を利用し、樹皮の皮剥きは水分が多く含まれる春~夏にかけて行います

「朝5時」「夜23時45分」の山を香りで表現
ブランドを代表するのは、100%天然精油のフレグランスオイル「Mountain」シリーズです。
山都町産の杉精油を基調に、柚子やひのきなどをブレンドし、瑞々しい明け方の山の情景をイメージした「Mountain 5:00」と、静けさの中に生命の気配が満ちる深夜の山を表現した「Mountain 23:45」の2種類を展開します。
そのほか、山林の竹を使った「竹筒ディフューザー」、古来より熊本で石橋や古墳の石棺などに使用されてきた天然石「矢部山都石」のストーンディフューザー、無農薬栽培の地元の銘茶「矢部茶」使ったポプリ・サシェ、間伐材を使った猪・鹿モチーフのウッドディフューザーなどを販売します。

▲フレグランスオイル「Mountain 23:45」


山の手入れから、新たな価値をつくる
通潤香堂が目指すのは、木材を伐って販売するだけではない、里山の新たな価値づくりです。これまで十分に活用されてこなかった杉やひのきの枝葉、竹などを都市生活者向けの商品として活用することで、山の手入れから小さな経済が生まれる仕組みを目指します。
ブランドロゴは、江戸時代に水不足を解消するため建造された山都町の国宝「通潤橋」がモチーフ。「都市と里山をつなぐ」「里山と水を次世代につなぐ」という思いを込めています。




製品ラインナップ


フレグランスオイル「Mountain」シリーズ
有機農業の里山・山都町で育った杉を、名水百選「池山水源」の湧水で蒸留しました。その希少な杉精油を基調に柚子・ひのき・イランイラン等の精油をブレンド。「朝5時の山(Mountain 5:00)」と「真夜中23時45分の山(Mountain 23:45)」の情景を香りで表現しています。
価格:8,100円(税込)/ 内容量:10ml





竹筒ディフューザー(フレグランスオイルセット)
フレグランスオイルの瓶のスリーブに山林の竹を使用。杉・ひのきの蓋裏にオイルを垂らして使う携帯ディフューザーで、オフィスや旅先でも気軽な香りを楽しめます。セットのフレグランスオイルは「Mountain」シリーズ。
価格:10,800円(税込)





ストーンディフューザー「矢部山都石」
熊本の歴史的な石橋や古墳の石棺など、1400年以上前から人々の営みに用いられてきた熊本県山都町産の天然石「矢部山都石」。石本来の自然な割れ肌をそのまま活かしたストーンディフューザーで、フレグランスオイルを垂らして香らせます。
価格:5,800円(税込)







星降る里の花炭
約100年前に石工によって作られた囲炉裏で松ぼっくり等の未利用材と星型の木材を焼き上げた天然の消臭インテリア。「星の里山」とも呼ばれる山都町の夜空をイメージしています。
価格:4,400円(税込)



矢部茶とひのきと野花のポプリ / サシェ

矢部茶とひのきと野花のポプリ

矢部茶とひのきのサシェ

銘茶「矢部茶」、ひのきの間伐材、季節の野花、ラベンダーをブレンド。山都町産の杉精油を基調に天然香料で香りを整えました。
価格:ポプリ 5,400円(税込)/ サシェ 2,200円(税込)

猪・鹿のウッドディフューザー

猪のウッドディフューザー

鹿のウッドディフューザー

山都町の間伐材の杉とひのきを使用。地域で深刻化する農作物の鳥獣被害(猪・鹿)に着目し、「山に生きる命」としての敬意と共生への願いを表現したプロダクト。フレグランスオイルを垂らして香らせるウッドディフューザーです。
価格:5,800円(税込)


事業者プロフィール


片山 淳子|代表・企画・製造
東京都出身。IT企業勤務。義両親の暮らす山都町で里山の暮らしや手入れの知恵に触れ、都市生活者の視点から商品を企画・製造。





片山 昭次|製造
熊本県山都町出身。元農業高校教員。代々伝わる道具や山仕事の知恵を生かして製品を製造。「第37回・40回・43回全日本マスターズウエイトリフティング競技選手権大会」優勝。




【事業概要】
ブランド名:通潤香堂(つうじゅんこうどう)
代表者:片山 淳子
所在地:熊本県上益城郡山都町
設立:2026年2月
事業内容:フレグランス製品・インテリア雑貨の製造・販売
お問い合わせ先:https://forms.gle/RWSUos4r6RfpzaV87
公式HP:https://tsujunkodo.base.shop/
Instagram:https://www.instagram.com/tsujunkodo/

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