■展示日時:2026年11月7日(土)−9日(月) ■展示会場:Art Collaboration Kyoto(国立京都国際会館)

大丸松坂屋百貨店は、次世代アーティストを支援する「Ladder Project(ラダー・プロジェクト)」の第4弾として、国立京都国際会館にて開催される「Art Collaboration Kyoto(ACK)」のスペシャル・プログラム「迎 英里子 supported by Daimaru Matsuzakaya Ladder Project 」の開催を支援します。迎は社会システムや産業の構造をパフォーマンスやインスタレーションで可視化してきたアーティストで、今年のACKで新作を発表します。


Ladder Project 2026 選出アーティスト


photo by Takuya Matsumi

迎英里子 Mukai Eriko
1990年生まれ。2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。屠畜や石油の採掘、国債の仕組みなど、世の中に存在する不可視の現象=システムをモチーフとし、そのメカニズムを等身大の装置へ変換し、動作させることでシステムを実際に作動させるパフォーマンス作品を制作している。
近年の主な展覧会に、豊田市美術館 開館30周年記念コレクション展「VISION 星と星図 | 星図II:独りと、集団と」(愛知、2025)、京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル 個展「approach 3.1」(京都、2025)、個展「approach 13.1」(東京、2023)などがある。


迎英里子《approach 13.0》2022  photo by Takuya Matsumi

迎英里子インタビュー記事
アートメディア〈ARToVILLA〉 連載「作家のB面」 Vol.47 迎英里子
【前編】考え続けることでしか「わかる」は持続しない。知識ゼロからのリサーチ&読書術
https://artovilla.jp/articles/sideb-47_eriko-mukai_1.html
【後編】「仕組み」を再現すると自ずと表現になる。どこまでも作業的なパフォーマンスを目指して
https://artovilla.jp/articles/sideb-47_eriko-mukai_2.html

■作家選考基準
支援する作家の選出に際しては、美術関係者の皆さまにご協力いただき、以下の基準をもとに選考しています。
・国際的な現代美術のコンテクストと接続しうるか
・継続的な活動が期待されるか
・この支援をきっかけに新たなステップを切り開けるか

■2026年度 選考委員 (※五十音順)
角奈緒子(金沢21世紀美術館 学芸課長)
堤拓也(ICA京都プログラム・ディレクター/京都芸術大学准教授)
藪前知子(東京都現代美術館 学芸員)

選考委員・堤拓也氏からのコメント

迎英里子はこれまで、特定の制度やプロセスが成立する構造をリサーチし、その構成要素を高度に分解・抽象化することで作品を制作してきた。その多くは、オブジェやツールの配置と、それらを稼働させるパフォーマンスの様子を記録したドキュメントとの組み合わせによって成立している。観客は、上演後に残された痕跡を、上演と同じ空間、同じ条件のもとでインスタレーションとして鑑賞し、かつて稼働していた彫刻群とその記録を照らし合わせながら、全体の構造を把握することができる。
今回、Ladder Projectにおいて彼女を推薦した理由は、これまで作品のなかで周到に設計されてきたこうした関係性が、アートフェアという枠組みのなかでは、これまでとは異なるかたちで立ち現れるのではないかと期待したためである。それは、もしかすると「自律した彫刻」として結晶化するかもしれないし、あるいは反対に「残らない上演」として完全に消え去ってしまうかもしれない。そうした両極端な可能性を視野に入れながらも、最終的には「迎さんなら大丈夫なんじゃない?」という、推薦者3名の強い合意があったことも申し添えておきたい。


Art Collaboration Kyoto(ACK) Special Program
「迎 英里子 : supported by Daimaru Matsuzakaya Ladder Project」

展示概要
■会期
展示:2026年11月7日(土)・8日(日) 12:00-19:00、 11月9日(月) 11:00-17:00
パフォーマンス:2026年11月7日(土) 14:00-14:30(天候等により変更の可能性あり)
■会場
国立京都国際会館 (京都府京都市左京区宝ヶ池)
■アクセス
京都市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」から徒歩5分、京都市バス・京都バス「国際会館駅前」から徒歩5分

※最終入場は閉場の1時間前まで
※内覧会11月6日(金)は招待者と報道関係者のみ
※入場料は Art Collaboration Kyotoに準ずる


Ladder Projectについて
大丸松坂屋百貨店は、ユニークで文化価値のあるアートワークをプロデュースすべく、世界で通用するアーティストになる為の起点をサポートするアーティスト育成プロジェクト「Ladder Project」を2023年10月より開始しました。
アート業界は、独特なマーケット市場と言われています。マーケット上での金銭的な価値だけではなく、美術的・文化的価値の両軸が必要となることがその理由です。そのような中、美術的・文化的価値の向上を目指す上では、国際的な芸術祭や美術館での作品展示も重要となりますが、若手の作家は制作活動における環境面のハードルが高く、チャンスを掴み取ることが難しい状況です。そこで私たちは、次世代を担う作家の制作をサポートする仕組みを作りました。
[過去の支援作家]
2023年度:スクリプカリウ落合安奈氏、玉山拓郎氏
2024年度:渡辺志桜里氏
2025年度:山内祥太氏
Ladder Projectサイト:https://www.daimaru-matsuzakaya.com/ladderproject/

ACKについて
Art Collaboration Kyoto(ACK)は、「コラボレーション」をコンセプトに、京都で開催する現代美術のアートフェアです。国内と海外、行政と民間、美術とその他の領域等、様々な分野とのコラボレーションを実現し、新たな可能性を開く機会となることが期待されます。会場となる国立京都国際会館では「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の2つのセクションを設け、出展ギャラリーが作品の展示・販売を行うほか、キッズプログラム、トーク等、これからのアートの担い手を育成する教育プログラムも充実。併せて京都府内では、ACK会期に合わせ多数のアート展示が開催されます。
ACK 公式サイト:https://a-c-k.jp/


同時期に京都で開催される「CURATION⇄FAIR Kyoto」に、大丸松坂屋百貨店が運営するアートメディア「ARToVILLA(アートヴィラ)」も参加

キュレーションとアートフェアをつなぎ、作品の価値を多角的に伝えるアートフェア「CURATION⇄FAIR Kyoto」。今年初出展となるARToVILLAは、陶、木、金属という異なる素材と向き合いながら、独自の表現を追求する川井雄仁、国松希根太、長谷川清吉の3名の作品を展示販売します。
ARToVILLA サイトURL:https://artovilla.jp/
CURATION⇄FAIR Kyoto 公式サイトURL: https://curation-fair.com/kyoto2026


「CURATION⇄FAIR Kyoto」

展示概要
■会期
展示:2026年11月6日(金)・7日(土) 11:00-18:00、11月8日(日) 11:00-17:00
■会場
大本山 妙顕寺(京都府京都市上京区妙顕寺前町514)
本山 本法寺(京都府京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617)
本山 妙覺寺(京都府京都市上京区下清蔵口町135)
※大丸松坂屋百貨店 ARToVILLA出展ブース:本山 妙覺寺「Booth: 妙覺寺04」

※11月5日(木)は、プレス・関係者向けのプレビューを実施します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ