Z世代社会人の約3人に1人が内定式・入社式への親の関与を希望。就職先の最終決定について、約7割が親に相談。62.8%が「親離れ」を実感する一方、約7割が親から援助

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井 俊介)が運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う『マイナビティーンズラボ』(https://cm-marketinglab.mynavi.jp/teenslab/)は、社会人1~3年目のZ世代※1社会人306名を対象に「Z世代社会人と親の関係性実態調査」を実施しました。
本調査は、就職活動、キャリア観、経済的自立、親子コミュニケーションについて、Z世代社会人が親とどのような関係性を築いているのかを明らかにすることを目的としています。
※1 Z世代:1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代




【TOPICS】
◆内定式・入社式への親の関与、「関与してほしい」34.6%、「関与してほしくない」39.9%。Z世代社会人の34.0%が、採用選考時の「オヤカク(親確認)」を経験【図1】
◆Z世代社会人の約7割が就職先決定で親に相談。最多は「親に相談したが、最終判断は自分でした」で48.0%【図2】
◆就職活動中に親に相談した割合は、母親62.1%、父親56.5%。一方、「仕事観」に影響を与えた親は、父親(29.7%)が母親(17.3%)を上回る【図3、4】
◆6割超が「親離れできている」と回答する一方、約7割が親から援助。内容は「食費」44.8%が最多、「家事」41.0%が続く【図5、6】

【調査概要】
◆内定式・入社式への親の関与、「関与してほしい」34.6%、「関与してほしくない」39.9%。Z世代社会人の34.0%が、採用選考時の「オヤカク(親確認)」を経験
Z世代社会人に、親が内定式・入社式・会社イベントなどへ関与してほしいかどうかを聞いたところ、「関与してほしい(「関与してほしい(11.8%)」+「どちらかといえば関与してほしい(22.9%)」)」は34.6% となった。
一方、「関与してほしくない(「関与してほしくない(19.6%)」+「どちらかといえば関与してほしくない(20.3%)」)」は39.9%となり、関与してほしいを5.3pt上回った。
また、企業が内定者・入社予定者の親に対して行う入社意思の確認に加え、会社理解を促すための情報提供など、いわゆる「オヤカク(親確認)」に関連する対応については、34.0%が「経験した」と回答し、一定数の企業で実施されている可能性がうかがえる。【図1】
【図1】



◆Z世代社会人の約7割が就職先決定で親に相談。最多は「親に相談したが、最終判断は自分でした」で48.0%
Z世代社会人に、「就職先の最終決定における親の関与の仕方」を聞いたところ、「親に相談したが、最終判断は自分でした」が48.0%で最多となった。次いで「親の意見を反映して決めた(20.6%)」、「決定後に報告・共有した(19.9%)」と続き、「相談も報告もしなかった」は11.4%だった。
「事前に相談した」(最終判断は自分+親の意見を反映)は計68.6%で、就職先の最終決定において約7割が親に相談していた実態がうかがえる。【図2】
【図2】



◆就職活動中の相談相手は、母親62.1%、父親56.5%。一方、「仕事観」に影響を与えた親は、父親(29.7%)が母親(17.3%)を上回る
Z世代社会人に、就職活動中に父親・母親それぞれに相談したかを聞いたところ、「母親」は62.1%(「頻繁に相談した(15.7%)」+「ときどき相談した(46.4%)」)となり、「父親」(計56.5%)を上回った。
一方で、「仕事」に対する考え方に影響を与えた相手を聞くと、「父親」が29.7%(「父親(15.0%)」+「どちらかといえば父親(14.7%)」)となり、「母親」の17.3%(「母親(6.2%)」+「どちらかといえば母親(11.1%)」)を上回った。相談相手と仕事観への影響では、母親・父親それぞれで回答の傾向に違いがみられた。【図3、4】
【図3】



【図4】



◆6割超が「親離れできている」と回答する一方、約7割が親から援助。内容は「食費」44.8%が最多、「家事」41.0%が続く
自身の親離れの実感について聞いたところ、「親離れできている」は62.8%(「とても思う(20.6%)」+「やや思う(42.2%)」)だった。
一方で、親から受けている支援を聞くと、68.6%が「親から何らかの援助を受けている」と回答した。援助を受けている内容をみると、「食費」が44.8%で最多となり、次いで「家事(41.0%)」、「スマホ代・サブスク・保険料(34.8%)」と続いた。親離れできていると感じている人が6割を超える一方で、経済面や生活面で親から援助を受けている人も一定数いる結果となった。【図5、6】
【図5】



【図6】



【担当マーケターコメント】


今回の調査では、Z世代社会人が就職先の最終判断は自分でしながらも、約7割が親に相談するなど、親との関わりの中で意思決定を行っている様子がみられました。
内定式・入社式など会社イベントへの親の関与については、Z世代社会人の3人に1人が「関与してほしい」と回答した一方、4割弱は「関与してほしくない」と回答しており、受け止めが一様ではないことがうかがえます。
さらに、Z世代社会人の6割が「親離れできている」と自認する一方で、約7割が親から何らかの経済的援助を受けていることも明らかになりました。物価上昇や若年層の生活環境を背景に、心理的には自立しながらも、生活面では必要に応じて親の支援を受ける姿がみられます。こうした親子関係は、現在の若年社会人における現実的な自立のあり方の一つといえます。
株式会社マイナビ マーケティング・広報ラボ 中西 舞




【調査概要】マイナビ「Z世代社会人と親の関係性実態調査」
【調査対象】1997~2004年生まれの社会人1~3年目/大学・大学院卒で新卒就活経験あり/両親健在
【調査期間】2026年7月31日~8月4日
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】306件(男性47.1%/女性52.9%)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※本リリース内の「Z世代」は、本調査における対象条件に基づく便宜上の表記です。
※「オヤカク(親確認)」とは、企業が内定者の保護者に対して内定承諾や入社の意思確認を行う採用実務。近年、内定辞退防止・入社後の定着支援の観点から広がっているものです

※調査結果の詳細
https://cm-marketinglab.mynavi.jp/column/insight-gen-z-parents-relationship-survey
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