名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮/ヴァイオリニスト マキシム・ヴェンゲーロフとの10月定期演奏会、都内3公演、韓国・釜山での1公演で記憶に残る名演


東京公演最終日、オーチャード定期演奏会(10/18)のカーテンコールにて (C)Takafumi Ueno

 公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル)(東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)は、2026年10月、同楽団の名誉音楽監督であり世界的指揮者チョン・ミョンフンの指揮のもと、ヴァイオリニストマキシム・ヴェンゲーロフとの共演で東京での定期演奏会3公演、韓国釜山での特別演奏会を1公演開催。釜山はマエストロチョン・ミョンフンが2023年から芸術監督を務めるクラシック・プサンからの招聘。東京公演は3公演が完売、釜山公演も含め高い注目のなか4公演を終え、その音楽的成果を広く知らしめるとともに、音楽ファンの心に長く刻まれるであろう熱のこもった演奏を繰り広げました。


東京定期公演バナー

ヨーロッパ・ツアー2025の成果を示す10月定期演奏会

 マエストロ チョン・ミョンフンとマキシム・ヴェンゲーロフ氏とは昨年の「ヨーロッパ・ツアー2025」でも共演。アントワープ、トゥールーズ、バルセロナ、ウィーン、ルガーノの5都市すべてにおいて完売となり、各地で熱狂的な喝采を受けたほか、欧州を代表するクラシック音楽配信サイトMedici.tv/Mezzo.tvでもウィーン公演の演奏が配信されるなど高い成果をあげました。

東京フィル ヨーロッパ・ツアー2025 レポートはこちら
https://note.com/tokyopo1911/m/mda88fff1f1a2



mezzo.tvのYoutubeチャンネルより チョン・ミョンフン指揮・マキシム・ヴェンゲーロフとのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」



medici.tvのYoutubeチャンネルより チョン・ミョンフン指揮ストラヴィンスキー「春の祭典」

3公演完売となった東京公演、現地聴衆から大喝采を浴びた釜山公演


(C)上野隆文

(C)上野隆文

(C)上野隆文

(C)上野隆文


(C)上野隆文

(C)上野隆文

(C)上野隆文

(C)上野隆文


(C)上野隆文








提供:Classic Busan

提供:Classic Busan

提供:Classic Busan

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 ヴェンゲーロフ氏は今回、難曲として知られるシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。演奏後、熱狂的な喝采に応えてソリスト・アンコールとしてJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ集より抜粋を演奏し、聴衆を魅了。後半プログラムでは、来年のベートーヴェン没後200年を前に、作曲家自身が「自身の最高の作品のひとつ」と語ったという「交響曲第7番」をマエストロチョン・ミョンフンの卓抜な指揮のもとお届けしました。

開催概要

2026年
10月15日(木) 19:00 サントリーホール(完売)
10月16日(金) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール(完売)
10月18日(日) 15:00 Bunkamuraオーチャードホール(完売)
10月20日(火)19:30 釜山コンサートホール

指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
ヴァイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ*
コンサートマスター:岡本誠司
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲*
【ソリスト・アンコール】
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 より第1楽章アダージョ(10/15、18、20)
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調より第3楽章サラバンド(10/16)
ベートーヴェン/交響曲第7番
【オーケストラ・アンコール】ブラームス/ハンガリー舞曲第1番(10/20)

釜山特別演奏会について

 東京での10月定期演奏会3公演を終えた翌日、東京フィル一行約80名は韓国・釜山へと向かい、ヨーロッパ・ツアー2025にて7都市8公演のうち5公演で共演し、各公演で満席の聴衆から絶賛された名誉音楽監督マエストロ チョン・ミョンフンとマキシム・ヴェンゲーロフのタッグの音楽を韓国の聴衆に届けました。会場は2025年6月に開館した釜山初のクラシック音楽専用ホールである「釜山コンサートホール」。マエストロが2023年から芸術監督を務める釜山市の事業組織「クラシック・プサン」からの招聘によって実現した本公演には多くの聴衆が詰めかけ、終演後には惜しみない拍手とスタンディングオベーションが送られるなど会場は大きな熱気に包まれ、盛況のうちに幕を閉じました。

 公演に先立ち、韓国の全国紙『国民日報』の記事には、公演情報とともに、クラシック・プサンのパク・グンイル代表職務代行のコメントが掲載されました。パク氏は、「長年にわたり音楽的なパートナーシップを築いてきたチョン・ミョンフン氏と東京フィルハーモニー交響楽団による素晴らしい演奏を、心より楽しみにしています。本公演が、釜山の皆様にとって、世界最高水準の音楽を間近で体感できる意義深い機会となることを願っています」と述べています。

 東京フィルはこれまでマエストロ チョン・ミョンフンのもと2000年代より繰り返しアジア・ツアーを行い、近年では2024年5月の韓国3都市4公演でのツアー、2025年3月の日韓国交正常化60周年記念特別演奏会など、韓国との音楽交流を重ねてきました。マエストロと東京フィルの釜山訪問は2005年以来21年ぶりとなり、これまで培ってきた韓国との音楽的な繋がりをさらに深める機会となりました。

 東京フィルでは海外公演を積極的に実施しており、近年ではアジアや欧州だけでなく中東からの招聘によるツアーも増加しています。今後も音楽を通じた国際発信を通じて文化の力による交流を継続してまいります。引き続き皆様のご注目とご支援をお願い申し上げます。


釜山公演フライヤーより



クラシック・プサン コンサートホール内部



釜山コンサートホール外観



金海国際空港にて
東京フィル一行、釜山に到着!


名誉音楽監督チョン・ミョンフン指揮東京フィル 今後の演奏会について

2月定期演奏会(残席わずか)
2027年2月18日(木)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
2027年2月24日(水)19:00 サントリーホール(予定枚数終了)

指揮:チョン・ミョンフン(東京フィル 名誉音楽監督)
ピアノ:キム・セヒョン*
オルガン:石丸由佳**

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番*〈ベートーヴェン没後200年〉
サン=サーンス/交響曲第3番『オルガン付き』**

2027年2月定期詳細

出演者について

チョン・ミョンフン(指揮)東京フィル名誉音楽監督



 チョン・ミョンフンは長年にわたり国際的に音楽界を牽引してきた指揮者であり、その卓越したキャリアは、2027年よりミラノ・スカラ座音楽監督に指名を受け就任するという近年の発表によ っ て 、さらに大きな節目を迎えている 。韓国ソウル生まれ。1974年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第2位。その後ロサンゼルス・フィルでジュリーニのアシスタント、のちに副指揮者。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルほか世界の主要オーケストラのほとんどすべてを指揮している。ザールブリュッケン放送響音楽監督/首席指揮者(1984~1989)、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィル音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)、ソウル・フィル音楽監督(2006~2015)、シュターツカペレ・ドレスデン首席客演指揮者(2012~)、スカラ・フィル初の名誉指揮者(2023~)、クラシック・プサン(釜山コンサートホールおよび同歌劇場)芸術監督(2023~)、KBS交響楽団音楽監督(2026~)等主要ポストを歴任。2026-2027シーズンよりミラノ・スカラ座音楽監督。1997年に本人が創設したアジア・フィルの音楽監督も務める。フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章コマンドゥール章、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場での優れた指揮活動に対するプレミオ・アッビアーティ賞、韓国政府による最高位の文化勲章「金冠文化勲章」など受章多数。2022年イタリア共和国功績勲章であるグランドオフィサーの称号を受勲。東京フィルでは2001年にスペシャル・アーティスティック・アドバイザーに就任、2010年より桂冠名誉指揮者、2016年9月名誉音楽監督に就任。四半世紀に及ぶ関係の中で数多くの海外公演も行い、2025年秋にはヨーロッパ・ツアーを画期的な大成功へ導いた。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など多岐にわたり活躍している。

マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)

(C)Davide Cerati

 マキシム・ヴェンゲーロフは世界最高の音楽家の一人として、またしばしば「現代最高の弦楽器奏者」とも称される。10代で多数の国際コンクールに優勝、著名レーベルで録音を重ね『グラモフォン』誌の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」、グラミー賞「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト・パフォーマンス賞」他多数。(C)Davide Cerati 2020年にClassic FM初の「ソロ・アーティスト・イン・レジデンス」就任、同年チョン・ミョンフン指揮フランス放送フィルとのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」新録音を発表。2025年のチョン・ミョンフン指揮東京フィルとのウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ映像はMezzoおよびMediciで視聴できる。近年は著名楽団との共演の他、舞台生活40周年記念のロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート、世界各地でのリサイタル・ツアーなど精力的に活動。2024-2025シーズンには自身の50歳を記念し、カーネギー・ホールでの「Perspectives」シリーズを開始。フィッシャー、キーシン、ブロンフマン、ワイラースタイン、イッサーリス、パッパーノ、アルゲリッチなど世界的な音楽家たちと共演する。教育にも大きな情熱を注ぎ、ザルツブルク・モーツァルテウム、ロンドン王立アカデミー等での指導に加え、2018年には若い才能を支援するユニークな教育機関「ムジカ・ムンディ・スクール」のアンバサダーに就任。2021年1月には自身のオンライン教育プラットフォームを開設。1997年にクラシック音楽家として初めてユニセフの国際親善大使に任命され、音楽を通じて世界中の子どもたちに希望を届けている。1727年製ストラディヴァリウス「exKreutzer」他複数のヴァイオリンを使用。URL www.maximvengerov.com


(C)上野隆文
公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。

 海外公演も積極的に行い、近年ではアジア、欧州のほかサウジアラビア共和国やアラブ首長国連邦ドバイなど中東からも招聘を受けている。2025年秋には、名誉音楽監督チョン・ミョンフンと2週間以上にわたるヨーロッパ・ツアーを行い、7か国8公演のうち7公演が完売満席、批評家からも絶賛を博すとともに、現地学校等でのアウトリーチを4回にわたり実施し、国境をこえた次世代育成にも取り組んだ。
 昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞している。

♪東京フィル ウェブサイト&SNS
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