~約60箇所の乗降ポイントから乗車可能!一部バス路線を運休し、AIオンデマンド交通「mobi」を活用した効率的な運行で買い物・通院の送迎や移動を支える地域交通基盤を構築~
長野県喬木村
北部タクシー有限会社
KDDIスマートモビリティ株式会社
長野県喬木村(村長:佐藤文彦、以下「喬木村」)とKDDIスマートモビリティ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松田慧、以下「KDDIスマートモビリティ」)は、村内の移動課題の解消および持続可能な地域交通網の再構築に向け、AIオンデマンド交通「mobi」を活用した喬木村予約型乗合バス「くるりん」の実証運行を2026年11月4日(水)より開始します。
運行管理業務や電話による予約受付業務は、喬木村で村民バス、コミュニティバス等の運行実績がある北部タクシー有限会社(本社:長野県下伊那郡高森町、代表取締役:村澤文彦)が担い、3者が連携して事業を行います。

喬木村では、集落が点在する地理的特性に加え、人口減少や高齢化が進んでおり、村全体の高齢化率は35.6%に達しています。さらに、大島地区(76.3%)、氏乗地区(53.1%)、大和知地区(52.3%)など、一部の地区では高齢化率が50%を超えています(2020年国勢調査)。
こうした背景から、自家用車を所有していない住民や家族による送迎が難しい住民の移動手段の確保が大きな課題となっており、通院・買い物といった日常生活の移動に加え、高校生の下校時の交通手段確保も求められています。また、2026年の村民意識調査では約7割が公共交通の維持・改善を希望している一方で、交通事業者の深刻なドライバー不足により、既存の路線バスなどの維持が困難な状況となっています。
これらの課題に対応するため、既存のコミュニティバスおよび村民バスの一部路線を運休し、デジタル技術を活用した効率的な運行システムによる新たな移動サービス「mobi」を導入します。自宅前や約60箇所の乗降ポイントからの柔軟な移動を可能にすることで、高齢者の通院や買い物の自立支援、外出機会の創出を図ります。さらに、公共ライドシェアの仕組みを取り入れることでドライバー不足にも対応し、持続可能な地域交通網の構築を目指します。
■ 本実証の特徴と期待される効果
(1) 自宅前や約60箇所の乗降ポイントから手軽に乗降可能
村内約60箇所に設置された乗降ポイントに加え、事前登録を行うことで自宅前での乗降にも対応します。「日常の買い物」や「定期的な通院・体調不良時の外出」など、ご家族の送迎に頼ることなく、ご自身のタイミングで自由にお出かけいただけます。(2) 電話・アプリ双方に対応した便利な予約体制
24時間受付可能なWebアプリに加え、専用ダイヤルによる電話予約窓口(平日 8:00~17:00)を開設します。スマートフォンやデジタル操作になじみのない高齢者の方でも、安心して簡単にご利用いただける環境を整えています。(3) 自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)による持続可能な運行
道路運送法第78条第2号(長野県市交第1号 有償運送車両)に基づき、喬木村が実施主体となり、地元の運行事業者(北部タクシー有限会社)と連携した有償旅客運送として運行します。地域の移動手段を地域全体で支える、持続可能な交通基盤の構築を目指します。本実証運行の利用状況や住民のみなさまからのご意見・ニーズを踏まえ、2027年2月以降の本格運行に向けた最適な運行方針を決定してまいります。今後も利便性の向上を図りながら、自家用有償旅客運送をはじめとした柔軟な仕組みを取り入れることでドライバー不足などの課題に対応し、長野県喬木村における持続可能な地域交通網の構築と住民の移動手段の確保に努めてまいります。
■ サービス概要
(1) サービス内容

(2) 運行エリア

(3) 運行車両(イラスト車両1台に加え、ミニバン車1台の計2台で運行)

(4) ご利用方法



以上
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