防犯も家族の見守りも! 工事不要&1万円台で導入できる「防犯カメラ」が期待以上だった
自宅の防犯対策として、カメラ付きインターホンを検討したことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、住まいによっては工事が必要になり、意外に大きな費用がかかることもあります。 そんなときにおすすめなのが、工事不要で設置できる防犯カメラ。今回は、Ankerの「Eufy Security SoloCam C210」を使い、1万円台で自宅の防犯環境を整えた方法をご紹介します(フリーライター・仙水ろっか)。
カメラつきインターホンの導入には費用がかかる……
引越しの際、玄関にカメラ付きインターホンを設置したいと考え、管理人さんに相談した筆者。工事自体はOKでしたが、指定の業者で提示された工事費は10万円ほど。さらに賃貸住宅のため、引っ越す際には原状回復も考えなければならないとのことでした。
「そこまでお金をかけるほどではないかな」といったんは諦めましたが、生活していると、やはり玄関先の様子が分からないことに不安を感じる場面があります。
セールスなどの訪問が続くこともあれば、以前にはご近所の方が階を間違え、筆者宅を何度も訪ねてきたこともありました。幸い大きなトラブルにはなりませんでしたが、留守中に何かあった場合を考えると少々心配です。
そこで導入したのが、Ankerの「Eufy Security SoloCam C210」でした。
約1万円だけど機能は充実
Eufy Security SoloCam C210は最大2Kの解像度と135度の画角を備えた防犯カメラ。人の動きを検知すると自動で録画を開始し、スマートフォンに通知してくれます。
録画データは本体の8GBメモリーに保存されるため、microSDカードを別途購入する必要はありません。アプリを介して映像を確認するタイプの防犯カメラですが、月額利用料も不要。常時録画には対応しておらず、動作を検知したときに録画するタイプとなっています。
筆者はマンションのため屋内に設置しているのですが、屋外で使用できるIP67の防塵・防水性能も備えており、一軒家でも活躍しそうです。
筆者宅では玄関付近までWi-Fiが届くため、新たな通信環境を整える必要もありませんでした。なお、接続できるWi-Fiは2.4GHz帯です。
カメラ本体はバッテリー式で、メーカーによると通常利用では1回の充電で約90日間使用できます。ただし、実際の持続時間は人を検知する回数や録画時間などによって変わります。筆者宅では、約3ヶ月に1度の充電でじゅうぶん間に合っています。
マグネット式の雲台なら穴を開けずに設置できた
公式オンラインストアでの価格は9990円。Wi-Fiがあれば、新たに通信環境を用意する必要もありません。
……でも、問題は取り付け方法ですよね。SoloCam C210に付属するブラケットは、壁面にネジで固定することを前提としています。筆者宅では退去時の原状回復を考え、壁や玄関扉に穴を開ける方法は避けたいところでした。
「マグネット式自由雲台」で簡単取り付け!
そこで利用したのが、市販のマグネット式自由雲台です。雲台とは、三脚や一脚に装着して、カメラを固定させるアクセサリーのこと。
SoloCam C210もカメラなので、ネジ穴が開いているんです。自宅の玄関ドアが金属製だったので、もしやマグネットタイプの雲台があれば取り付けられるのでは? と考え、Amazonを探してみたところ無事発見。カメラ用の1/4インチネジを備え、磁石で金属面に固定できるタイプの雲台がありました。
これなら玄関扉など磁石が付く場所であれば、穴を開けずに設置できます。さらに角度を自由に変えられるタイプなら、「廊下を映しすぎないよう少し下向きにする」といった細かな角度調整も簡単です。
筆者が購入した際は、本体と取り付け用のパーツを合わせても1万5000円未満でした。カメラ付きインターフォンの工事に約10万円かかると言われたことを考えると、かなり安価に環境を整えられたことになります。
ただし、マンションによっては玄関の外側や共用部分へのカメラ設置について規約が設けられている場合があります。導入前に、管理規約を確認してみてください。また、マグネットでの設置はメーカー純正の取り付け方法ではないため、落下や盗難などにも注意が必要です。
マグネット付きのモデルも登場
なお、筆者がC210を購入した当時はマグネット式のモデルがなかったため、市販の雲台を組み合わせて設置しました。
現在は、マグネットで手軽に取り付けられるモデルも登場しています。これから購入する場合は、設置場所や充電方法、必要な機能に合わせて現行モデルから選ぶのもいいと思います。筆者的には、次に買うなら小さめサイズが可愛らしい「Eufy eufyCam C35」かな、と考えています。
外出中でも「誰か来た!」がすぐ分かる
実際に使ってみると、外出先でも「誰かが来た」とすぐ知ることができる点がとても便利でした。カメラが人物を検知するとスマートフォンに通知が届き、外出中でもアプリから映像を確認できます。
アプリは双方向通話にも対応しているため、必要があればカメラ越しに訪問者へ声をかけることもできます。
宅配便などの訪問に気づけるのはもちろん、不審な人物が長時間玄関付近にいるといった異変も確認しやすくなります。人物を検知すると映像も記録されるため、万が一トラブルが起きた際には、状況を確認する手がかりにもなります。
離れて暮らす家族の安全確認にもおすすめ
もうひとつ便利なのが、家族との共有です。Eufyアプリではカメラをほかのユーザーと共有でき、家族それぞれのスマートフォンから映像を確認することができます。
離れて暮らす高齢の家族の自宅に設置すれば、訪問販売など不審な来客がないかを確認したり、「今日は人の出入りがあった」と気づいたりするきっかけにもなります。離れた場所からでも玄関先の状況を共有できるため、日常の見守りを補助するツールとしても活用できそうです。
もちろん、防犯カメラを付けただけですべての犯罪やトラブルを防げるわけではありません。それでも「玄関の向こうに誰がいるか分からない」という不安を減らせるだけで、安心感はかなり違いました。
「もう少し防犯を強化したい」の第一歩に!
高額な工事をするほどではないけれど、自宅の防犯を少し強化したい……。そんな人にとって、後付けできる防犯カメラは比較的手軽に試せる選択肢ではないでしょうか。大掛かりな工事をする前に、ぜひお試しを!







