~ アンケート回答者の9割が「子どもの“自ら決める力”を育む機会になった」と回答 ~




ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎)は、2026年10月24日(土)、児童養護施設や里親家庭など社会的養護下で暮らす子どもたちを対象としたファミリーセール「ZOZO FRIENDSHIP SALE」を、千葉経済大学短期大学部にて開催しました。

服を自分で選ぶという自己決定の機会を通じて、自己肯定感の向上や将来の自立につながる力を育むことを目的に、ZOZOTOWNに出店する16ブランドの協力のもと、子ども向けファッションアイテムを中心に手に取りやすい特別価格で販売しました。子どもたちが自分の好みや感性に合わせて服を選び、購入する“お買い物体験”の場を提供し、当日は110名以上の子どもたちと、児童養護施設の職員や里親などの皆さまが来場しました。

<開催の背景・目的>
国内では約4万2千人の子どもたちが、児童養護施設や里親家庭などの社会的養護の下で暮らしています
(※)。こども基本法に基づき政府が定めたこども施策の基本方針「こども大綱」では、「こどもや若者の自己選択・自己決定・自己実現を社会全体で後押しする」ことや、「地域や成育環境によって体験活動の機会に格差が生じないよう配慮する」ことなどが掲げられています。一方で、支援の現場からは、社会的養護下で暮らす子どもたちは、自ら服を選んで購入する機会が限られることもあるという声も上がっています。
※参照:こども家庭庁「社会的養育の推進に向けて」(2026年3月/P.5)、「こども大綱」(2023年12月22日閣議決定)

ファッションは、自分の好みや考えをもとに選び、自分らしさを表現できる身近な手段のひとつです。当社は、服を選ぶという日常の小さな自己決定の積み重ねが、子どもたちの自己肯定感の向上や将来の自立につながると考え、昨年10月にファミリーセール「ZOZO FRIENDSHIP SALE」を初めて開催しました。「衣類にかけられる費用には限りがあり、どうしても購入先やデザインが偏ってしまう」という支援の現場の実情も踏まえ、趣旨に賛同いただいた出店ブランドに、多様なアイテムを手に取りやすい特別価格でご提供いただきました。

出店ブランドと社会的養護下で暮らす子どもたちを当社がつなぐことで実現した本取り組みは、日頃より多くのブランドと連携する当社ならではの支援の形です。なお、売上の一部は、児童養護施設などで暮らす子どもたちを支援する団体に寄付する予定です。


<イベントレポート(当日の様子)>
当日は午前・午後の2部制で実施し、会場では「これが似合うかな?」「おそろいにしよう!」と笑顔で話しながらお買い物体験を楽しむ子どもたちの姿が見られ、「普段買えないような憧れの服も買えた」「自分の好みの服が買えて嬉しかった」といった感想をいただきました。また、参加した児童養護施設の職員からは、「寄付品は自分で選べる選択肢は少ないが、今回は自分の目で見て、自分で決め、購入しているので、子どもの満足感も高いのではないか。」といったコメントが寄せられました。







また、事前準備から当日の運営まで学生ボランティアとしてご協力いただいた、将来子どもに関わる仕事を目指す学生を含む皆さんからは、「小さな子どもにも、自分で考えて選ぶ経験はとても大切だと気づかされた」「子どもたちにも自分の意思があり、センスが光っていた」といったコメントをいただきました。


<参加者アンケートから>
イベント終了後に、参加した施設職員・里親などを対象に実施したアンケートでは、本イベントについて、回答者のうち9割が「子どもの『自ら決める力』を育む機会になった」と回答し、3分の2が、寄付品を受け取るときと比べて子どもの反応に違いがあった(「あった」「ややあった」の合計)と回答しました。
※<アンケート概要>回答者:当イベントに参加した施設職員・里親など/回答者数:27名/調査期間:2026年10月24日~10月29日/方法:Webアンケート/小数点以下切り捨て

<その他、アンケートに寄せられた声(一部)>※一部抜粋・要約
・「申し込み時からとても楽しみにしていて、当日は『これも欲しい、あれも欲しい』と今までにないほど沢山選んでいた。子どものうち一人は、普段はファッションにあまり興味がないと思っていたが、『こんな感じの服が欲しかった』『かっこいいからこれが欲しい』など、洋服についての意見を初めて聞けたように感じた。早速学校に着ていき満足そうだった。頂きものだと色柄やサイズは選べないが、今回は自分の好きな物を選べて、子どもの目がキラキラしていた。」(里親)
・「普段は自分で選んで買うことがないので、本当に楽しそうだった。好きなものが沢山あり、『全部買える?』と何度もきいて、計算してもらいながら喜んでいた。子どもが選んで買う体験はとても貴重なものだった。」(ファミリーホーム養育者)
・「『服』を通じて、子どもと職員、子ども同士が楽しくやり取りしている様子を見ることができ、とてもよかった。」(施設職員)
・「(寄付品と比べて)選べる種類が多く、年齢・サイズにあった服を選べる喜びがあった。」(施設職員)
・「好きなものを選んで購入するという行為に意味があると感じた。」(施設職員)
・「自分で決められること、手に取りやすい値段のため、自分の好みを模索するいい機会となったと思う。」(施設職員)
当社は、サステナビリティの重点取り組みのひとつに「DE&Iの推進による、すべての人が自分らしく笑顔で生きられる職場や地域の実現」を掲げています。本取り組みは、「FUTURE FOR YOU ~ 次世代のための未来作り ~」をテーマにした次世代支援活動の一環です。今後も、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に向けて、さまざまなステークホルダーの皆さまと連携しながら、当社ならではの次世代支援活動に取り組んでまいります。


<コメント>
■千葉県児童福祉施設協議会 事務局長(児童養護施設ほうゆう・キッズホーム 施設長) 馬場 敏(ばば さとし)氏
施設では多くのご寄付に支えられていますが、寄付品を“配給品”のように受け取ることが日常化し、支援者との関わりが見えづらいという課題感や、それにより感謝の気持ちが薄れてしまう懸念もありました。そんな中、昨年の初回開催時にZOZO様から購入しやすい価格帯でのセール企画をご提案いただき、多様なブランドの中から自ら選び、好きなものを買う体験を通じて、子どもたちが“喜び”と“感謝”を実感できる支援を届けたいと考えました。2回目となる今回は大学のキャンパスで学生の皆さんと関わったことで、子どもたちが進学へのイメージや将来への希望を膨らませる機会にもなったと感じています。今後も様々な人との出会いや体験機会を通じて、子どもたちが素敵な大人に憧れることのできるよう取り組んでいきたいと考えています。

■千葉経済大学短期大学部 教授 上村 麻郁(かみむら まや)氏
今回、本学をイベント会場として使用していただいたことで、社会的養護でくらす子どもたちとの新たな関係を作ることができたのではないかと考えています。また、社会課題への理解を深める学びの場となることをねらいとして、学生たちもボランティアとして参加させていただきました。社会的養護下で暮らす子どもたちや施設の方々と直接関わる機会を通じて、保育実習や就職という枠組みでは得られない新たな発見や気づきがあったのではないでしょうか。少子化の中で、単なる教育機関としてだけではなく、地域連携や地域貢献における大学の在り方を模索する契機にもなりました。

■株式会社ZOZO CI本部 ソーシャルフレンドシップ部 FFYブロック 橋本 愛香(はしもと あいか)
「ファッションを選ぶ機会」を通じて、社会的養護下で暮らす子どもたちが自分の“好き”や“らしさ”を見つけるきっかけになればと考え、本イベントを企画しました。当日、真剣に服を選ぶ姿や、友達と笑顔でコーディネートを話し合う様子を見て、“ファッションが持つ力”を改めて実感しました。ブランドや地域の皆さまと力を合わせながら、ファッションの力で「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」届けられるような取り組みを、これからも広げていきたいと考えています。


<開催概要>
・名称:ZOZO FRIENDSHIP SALE
・開催日:2026年10月24日(土)
・開催場所:千葉経済大学短期大学部
・対象:千葉県の児童養護施設、自立援助ホーム、母子生活支援施設、児童心理治療施設、ファミリーホーム、里親家庭で生活する子どもたち
・来場者数:子ども110名以上(ほか、施設職員・里親など)
・販売アイテム:衣料品・雑貨・生活用品を特別価格で販売
・参加ブランド:Gap、SINSS、Catherine Cottage、Sweet Catherine、VIS、fafa、panpantutu、me Jane、BONJOUR SAGAN、CORPUS TOKYO、Art re A、LION HEART、LHME ほか(順不同)
・寄付先:あしながサンタ(運営:公益財団法人日本児童養護施設財団) ※売上の一部を寄付予定
・協力:千葉経済大学短期大学部(会場提供・学生ボランティア等)、ヤマト運輸株式会社(商品の配送など物流面)、千葉県児童福祉施設協議会
・主催:株式会社ZOZO
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ