児童文学作家・新美南吉の名作童話を絵本化したロングセラー

▼書籍詳細
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784039632708
株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村雄二)が刊行する『ごんぎつね』(新美南吉 作 黒井健 絵/1986年刊行)が今年、刊行から40周年をむかえます。
新美南吉の童話を、やさしい黒井健の絵で味わう名作絵本

黒井健による名作絵本『ごんぎつね』が、刊行40周年を迎えます。偕成社では、この秋、40周年を記念した帯をつけて全国の書店に出荷します。
1986年に「日本童話名作選」シリーズの一冊として発表された本作は、愛知県出身の児童文学作家・新美南吉の名作童話に黒井健が絵を添えたものです。同童話は教科書にも採用されるなど広く親しまれ、これまでにも数々の絵本が出版されていますが、本作はそのなかの「代表作」として、現在71万部を突破するロングベストセラーとなっています。
(愛読者ハガキより)
- 「これが一番好きです。絵だけでじんときます。」
- 「文と絵がスッと合わさり、あっという間に『ごんぎつね』の世界に引き込まれました。」
- 「眼が悪くなり生きがいを失っていましたが、黒井健さんの『ごんぎつね』の絵を見たとたん「これだ!」と思いました。私の心を捕らえてはなしません。」

作家の画業の分岐点となった作品
黒井氏は、もともと編集者として働きはじめ、イラストレーターとして独立。たくさんの絵本を描きましたが、その絵本が、書店に置かれているのをみることは少なかったそうです。落ち込み、スランプに陥っていたときに、偕成社編集部から依頼されたのが「ごんぎつね」の絵本化でした。黒井氏は、新美南吉の故郷を訪ねるなどして取材を重ね、絵本『ごんぎつね』で、まさに新境地にたどりつきます。刊行後すぐに重版が決まり、現在までロングセラー作品となっています。黒井氏が50年以上におよぶ画業を語るとき、真っ先にあげるのが本作です。
秋田県立美術館で開催中「ごんぎつね40周年記念展~黒井健 絵本原画の世界~」
『ごんぎつね』出版40周年を記念した展覧会が、秋田県立美術館で開催されています。『ごんぎつね』をはじめとした絵本原画のほか、貴重な資料もご覧いただけます。会期:2026年10月3日(土)~2026年11月29日(日)
会場:秋田県立美術館
住所:〒010-0001 秋田市中通1丁目4-2
https://www.akita-museum-of-art.jp/event/show_detail.php?serial_no=536
著者紹介
・新美南吉1913年愛知県に生まれる。東京外国語学校英語部文科卒業。中学時代より文学に興味をもち、童話・童謡・詩・小説などを書き続ける。1943年没。その作品は民芸品的な美しさと親しみ深さを感じさせ、今も多くの人に愛されている。主な作品に「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」「おじいさんのランプ」などがあり、全業績は『校定 新美南吉全集』(全12巻)に網羅されている。
・黒井健
1947年新潟県に生まれる。新潟大学教育学部中等美術科卒業。出版社勤務を経てイラストレーターとなる。主な絵本作品に『ごんぎつね』『手ぶくろ を買いに』『ミシシッピ』『雲の信号』『雲へ』『おかあさんの目』『かぜのひのころわん』など多数。 2003年に山梨県清里に「黒井健絵本ハウス」を開設。
書籍詳細

書名:ごんぎつね
作:新美南吉
絵:黒井健
定価:1,540円(税込)
判型:29cm×25cm
対象:5歳から
ページ数:36ページ
ISBN:978-4-03-963270-8
発売日:1986年8月
偕成社HP書誌情報:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784039632708
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