(左から)権野元監督、杉本哲太、仲里依紗、岸谷五朗
WOWOWの日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW テミスの求刑」の舞台あいさつ付き完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の仲里依紗、岸谷五朗、杉本哲太と権野元監督が出席した。
大門剛明氏原作の同名小説を連続ドラマ化した本作は、警官だった父を殺された過去を持つ検察事務官(仲)が、父を殺した犯人に冤罪(えんざい)の疑惑が生じたことをきっかけに、次々と新たな事件に巻き込まれていくというノンストップサスペンス。
本格リーガルサスペンスドラマに初主演した仲は「スーツをぴしっと着て身が引き締まるような撮影は初めてで、自分でもどうなるか不安でいっぱいでしたが、(第1話の)出来上がりを見て、頭が良さそうに見えていたのでほっとしています」と語り、笑いを誘った。
役柄について「派手な役が多かったので、毎日同じ色のスーツを着てそのスーツの違いも分からないような役は初めてでした。今回は私服も地味で、家でも基本スーツでいるような人なので、そのおかげで頭が良さそうなきっちりとした感じに見えたことにはほっとしています」と語り、自身のスーツ姿を客観的に見て「だませるなと思いました」と自信をのぞかせた。
一方、前日クランクアップした岸谷は「何カ月もずっと(自分の中に)いた役がなくなって、今とてもさわやかで軽い気持ちです」と機嫌よく語った。
ドラマは10日午後10時から毎週日曜日に放送。
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