――他に特別な企画はありますか?
来夢:全会場でハイタッチ会をやるよね。
――全会場というのはすごいですね。
来夢:俺たちはひとりひとりのファンと向き合っていこうってバンドだと思ってる。さっき言ったようなビラ配りひとつとっても、そういうところは大切にしたいな。
――今回のカップリングツアー タイトル「~貴女のバンギャ人生おつかレイド~」ですよね。ところで、バンギャルのことをどう思っていらっしゃいますか?
一同:(笑)。
来夢:そんな質問初めて(笑)。
――ツアータイトルにまで掲げているのでちょっと伺いたくて。「貴女のバンギャ人生頂きます」というのはLEZARDのキャッチコピーですが、発案者はどなたですか?
TACC:メンバー同士のミーティングで決めたんですけど。
来夢:誰が言ったかは覚えてないよね。
TACC:遠回しに言って伝わらないのも嫌だから、直接的に「バンギャ」って入れちゃえっていうのはありました。
来夢:このバンドで初めて本格的にヴィジュアル系として活動を始めたので、バンギャルを見たのはこの2、3年前なんだけど、最初はビックリした(笑)。ヘドバンとか…モッシュとか…勢いのある種族だなと思って。女の子が首を振るとか衝撃的で。だけど、ヘドバンした後に、髪を戻す仕草とか、かわいいなあ(笑)。今はもう365日自分を応援してくれる子たちのためにこの脳みそを使っているので、自分の人生と言ってもいいかも。
――人生をいただきつつ…。
来夢:人生を交換してるって感じかな。
TACC:バンドとかやってない頃、とあるバンドを見に行った時にバンギャさんのことを初めて見て、ライブの前や転換中とかはすごく普通の女の子なのに、曲が始まった時の変貌ぶりには驚いたんですけど、一体感があって、凄いなと思いました。
でもヴィジュアル系というか、バンドが好きで楽器とか始めた人なんで、同じなのかなあと。気持ちはわかってるつもりではいるんですよ。
星七:LEZARDが良いこと言ってるから、俺達も良いこと言わないとね。
由羽:浮いちゃうからね!
星七:それか炎上しちゃうからね!
―― the Raid.のおふたりは何を相談してるんですか(笑)。
由羽:たとえば開演が17時過ぎくらいで、見たいバンドがトリだったりするじゃないですか。よく待ってくれてるなあって思います。
星七:チケ発の時とかも頑張ってるし。
由羽:それに、遠征に来てくれたりするその意気込みがすごいな、嬉しいなって思います。
星七:俺、小学校くらいの時からX JAPAN好きだったけど、その頃はライブ行こうなんて考えたこともなかった。だけど小学生でもバンギャルちゃんいはるやないですか。「親を説得してお小遣いためて来ました!」っていう子もいるし。それだけヴィジュアル系を心から愛してるんやなあって伝わってくるので、僕らもそれに応えられるようなライブにしたいです。それが!僕らの!明日への!意欲になるわけですよ!……良いこと言ったやろ?
由羽:ねじ込んだな!