歌舞伎俳優の中村獅童、妻の沙織さんが28日、東京都内で約700人を招待し披露宴を行った。開宴前には報道陣の取材に応じ、初めてツーショットを披露した。
先に単独で報道陣の前に登場した獅童は「無事に今日の日を迎えることができてうれしいですが、昨日までずっとバタバタしていまして。(今日まで)あっという間でしたけどとても緊張しますね。昨日は眠れなかったです」と緊張の面持ちを見せた。
準備の期間には軽いけんかもあったといい、「バタバタして『早くしろよ!』と言ってしまうのですが、よくないですね。周りで見ている方は笑っていました」と苦笑を漏らした。
沙織さんの妻ぶりは「100点。僕がわがままで子どもみたいなところもあるし、これだけ長い期間付き合ってくれて、よく頑張ってくれていると思います」と満点評価した。遅れて登場した沙織さんも、獅童の夫ぶりを「いつもどんな時も一生懸命、真っすぐ取り組む。とてもすてきな方だと思います。100点満点です」と笑顔を見せた。
結婚の決め手を問われた沙織さんは「言葉ではなかなか言い表せませんが、この人だなと運命的なものは感じたかもしれません」と照れながら明かし、子どもは何人欲しいかとの問いに「3人」と答えた。
これまで数々の浮き名を流してきた獅童だが、「なかなか(夜遊びに)行く機会はなくなりましたね。今、妻と一緒にいる時間が一番長いので」と、夫婦の時間を大切にしているという。披露宴に訪れた上地雄輔も「大先輩ですけど、かわいらしくてやんちゃ坊主みたいな人。確かに最近一緒に飲んでいない!」と“証言”した。
獅童は「友人からのコメントはドキドキしますよね。何を言いだすか分からない方もいらっしゃいますから」と笑い、一番の注意人物は「やっぱり海老蔵さん。何でもブログに書いてしまいますし、できれば親族席に座りたいともおっしゃっていました」と明かした。
テーブルインタビューを受ける予定の市川海老蔵は「あんまりしゃべらないでと何度も(連絡が)来た。獅童さんは落ち着きましたよね。本当によかった」と祝福していた。