(左から)佐々木希、唐沢寿明、窪田正孝

 日本テレビと動画配信サイトHuluの共同制作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」完成披露試写会が2日、東京都内で行われ、出演者の唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希ほかが出席した。

 本作は人気海外ドラマをリメークしたもので、30年間のこん睡状態から目覚め、時代とずれてしまった型破りな刑事(唐沢)が、草食系の若手刑事(窪田)とコンビを組み復職。コミカルな掛け合いと派手なアクションが見どころのエンターテインメント作品となっている。

 物語にちなんで1980年代の流行ファッションで登場した3人は、ランウェーをウォーキング。佐々木は「けっこうぴたっとした服が多かったんですよね、ボディコンとか。体型をすごく気にしなきゃいけなかったんだろうなと思いました」と感想を述べ、ボディコンに身を包んだ自身の写真が披露されると「(前髪の)“トサカ”が大変ですね」と振り返った。

 唐沢は「こんなアニメみたいな顔した子はいないよ」と佐々木を絶賛。当時を「あなたみたいにきれいな人ばかりじゃなかった。『え?』というような、今でいう、ゆるキャラみたいな人がボディコンを着て六本木を歩いていたり。女の子は何があっても流行に乗りたいという感じでね」と振り返って笑わせた。

 また、当時の思い出がない窪田と佐々木に対し、逆に30年後の自分がどうなっていると思う?と問われた際には、唐沢は「前髪がないかもしれないよ」と満面の笑み。真に受けた窪田は「後ろからも前からも(抜け毛が)あるかもしれないけど、それも武器にして役者をやっていたいと思います。息の長い役者になっていたい」と大真面目に答えた。

 そんな中、3日に51歳の誕生日を迎える唐沢を、サプライズで祝う一幕も。劇中写真がプリントされたバースデーケーキと共演者からのメッセージボード、花束が贈られると「皆さんありがとうございます。打ち合わせもしたんでしょう。こんなにたくさんの方に祝ってもらうこともないので、本当にうれしいです」と感謝していた。

 ドラマは日本テレビ系「金曜ロードSHOW」で19日午後9時からオンエア後、Huluでepisode 2の配信が開始される。