【M．S．S Project】パシフィコ横浜でのクリスマスイベントの模様をお届け! 「Holy Soul Party2018」公演レポート

　ゲーム実況を中心に多方面で活躍する4人組カオス集団ことＭ.Ｓ.Ｓ　Ｐｒｏｊｅｃｔ。そんな彼らの今年初開催となるクリスマスイベント「Ｈｏｌｙ　Ｓｏｕｌ　Ｐａｒｔｙ２０１８」が、１２月２０日に大阪・オリックス劇場、２３日に横浜・パシフィコ横浜(昼・夜公演)で行われた。

初のクリスマスイベント、しかも横浜公演では初の昼・夜2公演となるがチケットも即完売しており、彼らの人気の高さがうかがえる。

ライブ活動としても日本武道館、横浜アリーナでのワンマンライブを大成功させ今年３月１４日発売の最新ベストアルバム「Ｍ.Ｓ.Ｓ.Ｐｈｏｅｎｉｘ」はオリコンデイリー１位を獲得し、アルバム３作品で連続１位となっている。

今回は、そんな彼らが１２月２３日に開催した、パシフィコ横浜での夜公演の模様を少しだけお届けする。パシフィコ横浜のロビーではグッズ販売に合わせ、メンバーカラーのクリスマスツリーや等身大パネルが展開され、クリスマスならではの演出にファンのテンションも盛り上がる。

暗転と共に歓声が湧きおこり、Ｍ.Ｓ.Ｓ　Ｐｒｏｊｅｃｔメンバーのクリスマスパーティーの映像が始まった。映像の終わりに合わせて、舞台袖からメンバーがコタツに乗って登場すると、さながらメンバーとのホームパーティーが始まったかのように、ペンライトの海がメンバーを迎えた。これぞＭＳＳＰ流のクリスマスパーティーだ。

ＦＢ７７７の「ゲーム、カモン！」の呼び声に登場したのはゲーム実況タイトル「スーパーマリオパーティー」。メンバーが2組に分かれてマリオパーティー２ｏｎ２に挑戦した。序盤、効率よく二手に分かれてスターを集めるＫＩＫＫＵＮ－ＭＫ－２＆ｅｏｈｅｏｈペアに対し、最後の追い上げを見せ、最後まで手に汗握る展開を見せたＦＢ７７７＆あろまほっとペア。最終的にボーナスも加算されＫＩＫＫＵＮ－ＭＫ－２＆ｅｏｈｅｏｈペアが逆転勝利を収め、会場は大いに盛り上がった。

続いてのコーナーは「サンタのなんでもダービー！」。コタツに入りアットホームな雰囲気の中、和気あいあいと始まった「大喜利サンタ」。ＫＩＫＫＵＮ－ＭＫ－２の珍回答にメンバーからは「奇才」という名誉（？）ある称号が贈られ、ＦＢ７７７の誤字にメンバーからのツッコミが決まると、会場からは大きな笑いが零れた。

更に、ＦＢ７７７のタイトルコールとともに白幕が振り落とされると、舞台に組まれた大掛かりなセットが現れ一斉に歓声が湧く。ここからはメンバーが文字通り体を張った、企画コーナーとなる。バランス感覚とペアの見事な呼吸が光った「雪だるま落とし」、ロープを使ってタイミングよく煙突に降り立つ「ターザンサンタ」と、メンバーの奮闘に会場が熱狂した。

　幕間映像を挟み、メンバーカラーを取り入れたタキシードにベスト、黒のパンツというフォーマルな衣装に身を包んだメンバーに会場は大歓声。「サンタが街にやってくる」、「きよしこの夜」、「Ｍ.Ｓ.Ｓ.ＰｈａｎｔａｓｉａＸ’ｍａｓアレンジ」と３曲のスペシャルライブに、会場はペンライトと合唱による幻想的な空間を作り出した。

ステージでの記念撮影を終え、「メリークリスマス！」の声と共にステージを後にしたメンバーだったが、突如告知VTRが始まった。既に発表されている冬ツアー「ＰＡＮＺＥＲ－ＴｈｅＵｌｔｉｍａｔｅＦｏｕｒ－」の告知かと思いきや、「ＦＩＮＡＬａｔＳＡＩＴＡＭＡＳＵＰＥＲＡＲＥＮＡ」の文字に会場はまさに割れんばかりの大歓声！Ｍ.Ｓ.Ｓ　Ｐｒｏｊｅｃｔからの予想外のクリスマスプレゼントに涙するファンも散見した。

「平成最後のたまアリアーティスト」となるＭ.Ｓ.Ｓ　Ｐｒｏｊｅｃｔの活動から今後も目が離せない。

写真：吉成大輔

＜イベント情報＞

Ｍ.Ｓ.Ｓ　Ｐｒｏｊｅｃｔ　Ｔｏｕｒ　２０１９ＰＡＮＺＥＲ　－　Ｔｈｅ　Ｕｌｔｉｍａｔｅ　Ｆｏｕｒ

２月１１日（月・祝）千葉・市川市文化会館

２月１３日（水）東京・ＮＨＫホール

２月１６日（土）埼玉・大宮ソニックシティ・大ホール

２月２３日（土）神奈川・相模女子大学グリーンホール

３月１日（金）大阪・国際会議場（グランキューブ）メインホール

３月３日（日）名古屋・日本特殊陶業市民会館

３月１０日（日）福岡・アルモニーサンク北九州ソレイユホール

３月１７日（日）北海道・苫小牧市民会館・大ホール