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4か月連続配信リリースを敢行した“泣けるシングル”4タイトル(『空に笑えば』『別の人の彼女になったよ』『最上級』『ワンセット』)を含む、メジャー3作目のニュー・アルバム『群青リフレイン』を、メジャー・デビュー記念日の11月7日にリリースしたwacci。楽曲が映画やTVドラマ/アニメなどにも数多く起用され、人気と注目度が上昇中の5人組バンドが、同アルバムを引っさげ全国49会場、計51公演からなる自身初の47都道府県ワンマン・ツアーをスタートさせた。

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その17本目にして、wacciにとって2019年の第1弾ライヴとなる1月6日の横浜O-SITE公演は、チケットが早々にソールド・アウト。初詣ならぬwacci詣とばかりに詰めかけたファンで、会場は埋め尽くされた。

今回の横浜公演は、47都道府県ツアーに何本か織り交ぜられている“アコースティック特別編”で、バンドと客席との距離が近く親密感のあるライヴハウスを舞台に、アコースティック演奏による、体温まで伝わるようなハートフルなパフォーマンスが繰り広げられた。

セットリストは、『群青リフレイン』収録曲を中心にしながらも、人気のナンバーをしっかり押さえた濃密な内容。「去年、この曲ができて良かった。これからも自信を持って歌っていこうと思います」と、ステージで橋口洋平(ヴォーカル&ギター)が語った『別の人の彼女になったよ』をはじめとするバラード・パートで、情感豊かにじっくりと聴かせたかと思えば、『Ah!Oh!』などの超陽性ナンバーのパートでは、ファンとコミカルな振り付けで盛り上がったり、5人の軽妙なMCも含めて“泣いて笑えるwacci”ぶりが存分に発揮されていた。

ツアーの最終公演の会場が、バンドにとって大きなステップ・アップとなる神奈川県民ホール(大ホール)に決定したことについて、「その日は僕たちの音楽人生にとって、とても大切な日になると思う。もっと大きなバンドになって帰ってくるので待っていてください!」と橋口が意気込みを語ると、割れんばかりの拍手と歓声。アンコールでは、今まさに飛躍を遂げようとしているwacciへエールを送るかのように、息もピッタリの大合唱が巻き起こった。

この47都道府県ツアーは春まで続き、ファイナルの神奈川県民ホール公演は4月6日(土)に開催される。3か月後の神奈川県民ホールで、いったいどんな景色が見られるのか楽しみだ。

神奈川県民ホール公演のチケット一般発売に先駆けて、プレリザーブを実施中。受付は2月4日(月)午後11時59分まで。