女優の波瑠がヒロインを務める次期NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌発表会見が18日、東京都内で行われ、AKB48が主題歌「365日の紙飛行機」を担当することが発表された。初センターを務める山本彩のほか高橋みなみ、渡辺麻友、柏木由紀、横山由依が出席した。
AKB48が朝の連続テレビ小説の主題歌を務めるのは初めて。山本は「素晴らしい機会にセンターをさせていただけるのは本当に光栄。大阪の制作で、私は出身が大阪なので関西でも愛されるようしっかりと盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
渡辺は「こんな夢のようなことがあるのかと、うそかと思うぐらいうれしくてうれしくて」と喜びを語り、横山は「先ほどプロデューサーとお話しして、言っていいよと言われたので言います。いずれ朝ドラのヒロインをやらせていただけるように頑張りたいと思います」とアピールした。
あらためて初センターとしての意気込みを問われた山本は「いずれは(AKB48でも)センターに立ってみたいと思っていましたが、実際にお話をいただくと信じられない気持ちでいっぱい。Aメロをまるっと歌わせてもらって、選抜でもなかったことなのでうれしい」と喜んだ。
初センターの山本に期待することについて高橋は「彼女はNMB48のセンターとしてやってきていますが、AKB48のセンターとなるとまた違うと思う。“借り(てきた)猫”問題が多々出ていてなかなか自分を出せていないので、“借り猫”は卒業していただいて、自分の実力を前面に出していってほしい」と後押しした。
渡辺も「さや姉は歌がとても上手。さや姉の歌を聞いたことがない方は、曲が流れて聞いた時にAKB48だと気付かないかもしれない。AKB48の歌以上の実力」と興奮気味に話し、高橋から「それは語弊がある。みんな頑張って歌っていますから」と突っ込まれて笑いを誘った。
「365日の紙飛行機」を歌う選抜メンバーは、この日出席した5人のほか、入山杏奈、加藤玲奈、木崎ゆりあ、北原里英、小嶋陽菜、兒玉遥、指原莉乃、島崎遥香、松井珠理奈、宮脇咲良、渡辺美優紀。
ドラマは9月28日午前8時からオンエア。