(左から)行定勲氏、神野三鈴、三上博史、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア
舞台「タンゴ・冬の終わりに」の会見および公開舞台稽古が4日、東京都内のパルコ劇場で行われ、出演者の三上博史、倉科カナ、神野三鈴、ユースケ・サンタマリアと演出の行定勲氏が出席した。
本作は、突然引退を宣言し、生家の古びた映画館に隠せいする俳優の盛(三上)が、徐々に精神を壊していく様子を描く。かつて平幹二朗が同役を演じた舞台を見たという三上は「あまりにも平さんが素晴らしく、いつかこの役をやりたいと思って30年が経ちました。うろ覚えでしたが、あらためて台本を頂いて読んだら失敗したと思ったぐらい大変。へろへろになって命懸けでやっています」と語った。
役作りについて問われた三上は「何から何まで大変。とにかくしゃべりまくっていますし、一言一言が全て俳優としての言葉なので妙に自分と重なってしまって客観的に発せられない。苦しくもあり喜びでもあるので、大事に語らせていただいています」と明かした。
一方、若い女優の水尾役の倉科と夫婦役を演じるユースケは「売れない役者の役で、惨めったらしい役ですが、りんとした惨めさがある。染まりたいと思います」と語り、「水尾を愛して結婚したけど、結局水尾の心の中に自分はいない。まさに僕が今まで男として歩いてきた人生。いろいろ惨めったらしい役をやってきて真骨頂と思ってきたけど、まさに集大成です」と自信をのぞかせ、笑わせた。
また、会見後に竹野内豊と交際中の倉科へ「交際は順調ですか?」などと報道陣から質問が飛んだが、倉科はカメラの方へ振り向くこともなく無言のまま降壇した。
舞台は5日~27日に都内、パルコ劇場で上演。
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