コウモリとパンプキンがキュートなサラダ
『イーストサイド・カフェ』はコース料理のお店なので、最初に出てくるのは前菜、そしてパンとドリンクです。
前菜は『南瓜とプロシュートのサラダ』。
フレッシュ野菜の上にのっているのは、カボチャ・プロシュート・イカスミのファルファッレ・クルトン・チーズなど、オリーブオイルがベースになったドレッシングがかかっています。
ポイントは、コウモリをイメージした真っ黒なファルファッレ(リボン型のショートパスタ)と、パンプキンパウダーがまぶされたパンプキン型のクルトン。
見た目がかわいいだけではなく、食感に変化が加わるのがうれしいですね。
やっぱり美味!『バヴェッテ、ポルチーニのクリームソース』
メインのパスタは『バヴェッテ、ポルチーニのクリームソース』、今回のお目当てです。
記憶を刺激するきのことソースの芳醇な香りは『リストランテ・ディ・カナレット』で香るものとほぼ同等、食べる前に絶対の美味しさを確信しました。
バヴェッテは、細身(2mm弱)の平打ちパスタ。
4~8mmほどある太めの平打ち麺のタリアテッレと比べて、柔らかくチュルチュルとした食感が新鮮です。
バヴェッテは『イーストサイド・カフェ』のレギュラーメニューではバジルソースにあわせられていますが、ソースの旨味を吸いやすい麺なので、今回のコクのあるクリームソースとも相性は抜群。
『リストランテ・ディ・カナレット』では、みじん切りにされたポルチーニ茸やパンチェッタを麺と絡ませながら食べるのですが、『イーストサイド・カフェ』のポルチーニ茸はでかい!
これまで香りづけ要員だと思っていたポルチーニ茸ですが、チーズたっぷりのクリームソースに、身がぎゅっとつまったきのこをつけて食べるのも美味しい。
検証の結果、同じ『ポルチーニのクリームソース』を名乗る2つのメニューですが、全く別のパスタであることがわかりました。
共通点は「どちらも美味しい」です。