映画『アナと雪の女王』の物語を追体験できる新アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」。
アトラクション自体も世界最高峰レベルですが、そのQライン(待ち列)も凄かった!
待っている時間も退屈することがない様々な仕掛けや、各部屋のとんでもない作り込み、映画ファンが思わず唸る、細かな小ネタの数々…。
ただ並んでいるだけで、まるで1つのアトラクションを体験し終えたかのような満足度!
サプライズで会えるキャラクターや、見つけると嬉しくなる仕掛けや装飾など、待ち時間もアトラクションも100倍楽しくなる”Qラインの楽しみ方”を、強火の『アナと雪の女王』マニアが徹底解説します。
"Qライン"って何?
"Qライン"は「列」を意味するqueue(キュー)とline(ライン)を組み合わせた造語で、アトラクションの待機列のこと。
元々はキャストの専門用語でしたが、いつしかゲストも使用するようになり、現在では非常に有名な用語となっています。
東京ディズニーリゾート内のアトラクションは、並んでいる間も退屈せず楽しめるよう、Qラインにも様々な工夫が施されているのが特徴です。
例えば、東京ディズニーランドの「美女と野獣“魔法のものがたり”」のQラインでは、野獣が住むお城を豪華に再現。
屋外から並び始め、門をくぐって橋を渡り、そびえ立つお城の内部にどんどん入って行くという、まるで映画『美女と野獣』のベルと同じような体験をする事ができます。
景色やプロップス(小道具)で目を楽しませてくれるだけでなく、置き物だと思っていたキャラクターが動いたり、ルミエールたちのひそひそ話が聞こえてきたり、ゲストが飽きない演出も盛りだくさん!
他にも、カートゥーン世界の楽しさがギュッと詰まった「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」や、地底探検へのワクワクを高めてくれる「センター・オブ・ジ・アース」など、凝った演出が盛り込まれた、魅力あふれるQラインの数々。
「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、その最高峰を行く、ファン感涙の凄まじい作り込みでした。
こんなQライン、今まで見たことない!!
ただ待っているだけじゃもったいない!
人気のアトラクションでは、待ち時間が100分を超える事も少なくありません。
アトラクションが大好きなゲストにとっては、Qラインはパークで過ごす時間が長い場所でもあります。
せっかくの待ち時間、ただ立って待っているだけじゃもったいない!
お喋りをしたり、次の予定を立てたりするのも楽しいですが、ワクワクする情報量が盛り盛りのQラインを、ぜひ隅々まで楽しんでみて欲しいです。
目で楽しませてくれるだけでなく、その後のアトラクションの世界観により入り込めるような仕掛けも、たくさん用意されています。
アトラクションの劇中では紹介しきれないバックグラウンドストーリーや、映画に登場する小道具類、アトラクションの最初のシーンへと続く伏線のような演出など、並んでいるところからもう、アトラクションは始まっているんです!
並んでいる間も飽きないだけでなく、その後のアトラクションがもっと楽しくなる"Qライン"の魅力に、ぜひ注目してみてくださいね。