うっとり眺めたくなる…。
部屋の入り口から見て左奥にあるのが、ローズマリングのペイントが丁寧に施された本棚。
幼少期のアナとエルサを模した木彫りの人形が印象的ですが、よく見ると飾られているプロップス(小道具)にも、『アナと雪の女王』らしいこだわりがたくさん詰め込まれています。
本棚だけでなく、木箱やお皿、花瓶などにもローズマリングのペイントが描かれており、その全てがもう、うっとりするような美しさ。
おそらく、このエリアを作り上げたイマジニアが、1つ1つ手作業でペイントしていったものと思われます。作り込みの本気度がえぐい。
上から2段目に飾られている、アナとエルサの写真入りプレートも、まさに実際にアレンデール城に置いてありそうなアイテム!
当たり前と言えば当たり前なのですが、映画『アナと雪の女王』という1つの作品に対する解像度が、とんでもないレベルです。
続編や短編ネタも登場!
1番上の段の中央に飾られている、藁で作ったようなオラフの人形も、マニア的に震えるほど興奮するアイテム!
短編『アナと雪の女王/家族の思い出』に登場したこちらの人形は、作中で幼少期のアナからエルサへのクリスマスプレゼントとして描かれているもの。
作品の最後には、エルサが作り上げる美しいクリスマスツリーにも飾られ、アナとエルサの絆を再認識させてくれる、超重要アイテムなんです。
それをこんなにサラッと、さりげなく見せて来るなんて…。
部屋の出口付近には、映画『アナと雪の女王2』に登場した、エルサとアナの母親イドゥナの、"あの"スカーフも!
本当にサラッと自然に置かれているので、見逃さないように注意して。
ソファの柄も、ローズマリングと雪の結晶のパターンが上手く組み合わさっており、北欧の雰囲気とエルサの魔法の融合感に、ワクワクしてしまいます。
北欧の伝統的なおもちゃや楽器が詰まったおもちゃ箱や、アナが好きなひまわりモチーフのアイテム、どこかで見たことがある甲冑や椅子など、とにかく見たいものがたくさん!
お喋りやスマホに夢中になるのがもったいないぐらい、Qラインの中が膨大な情報や小ネタで溢れているというのが、だんだんわかっていただけてきたでしょうか?
再現度が凄すぎる…!
ファミリールーム最後の注目ポイントは、部屋の左側にある大きな窓。
作中の「雪だるまつくろう」のシーンなどに登場したこの窓も、再現度が本当に凄い!
切なそうに外を見つめる、幼少期のエルサの姿が浮かんでくるようです。
窓辺には、幼少期のアナが1人寂しく遊んでいた、ファンにはおなじみの"あの人形"も置かれています。
あまりにもリアルで、あまりにも可愛い空間に、だんだん頭がクラクラしてきました。
まだ序盤の2部屋目で、アトラクションにも乗っていないというのに…。
あの人気キャラにも会える!
窓には映像で外の景色が映っており、しばらく見ていると、とある人気キャラクターが通り過ぎることも!
待ち時間も飽きることなく楽しめる、ディズニーパークならではの演出が、そこかしこに散りばめられています。
むしろ、サッサと通り過ぎてしまうのが本当にもったいないと感じるレベル。
個人的に「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、Qラインに入った瞬間からアトラクションが始まっていると思うので、ぜひ隅々まで見回して、さまざまな小ネタや演出を見つけてみて下さいね。
アナとエルサに対する解像度がどんどん高まるし、この後のアトラクションが文字通り100倍楽しくなりますよ!