映画『ギャラクシー街道』の完成披露試写会舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の香取慎吾、綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、秋元才加、阿南健治、梶原善、田村梨果(ミラクルひかる)、山本耕史、大竹しのぶと三谷幸喜監督が出席した。
本作は、2265年の未来の宇宙を舞台に、スペースコロニー「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路「ギャラクシー街道」の中央にひっそりとたたずむ小さなハンバーガーショップで起こるおかしな愛の物語を描くロマンチックコメディー。
ハンバーガー店の店主ノアを演じる香取は「また三谷さんとお仕事ができるとは。こんなにすてきなキャストの皆さんのど真ん中に立っていることが信じられません。とても光栄に思っています」とあいさつ。パートタイマーのハナ役の大竹は「本当にくだらなくて何もない映画なのですが、みんなで楽しく作ったので楽しく見てください」とアピールして笑わせた。
また、香取は待ちに待った完成披露試写会に「うれしいです。どういう中身なのだろうと思っている方たちがたくさんいると思うけど、やっと分かってもらえる時が来た。芸術性あふれる、今後の日本のエンターテインメント界はどうなってしまうのかと、ある種不安になるぐらいの、歴史に刻まれる映画だと思います」と胸を張った。
イベントでは、三谷監督が感じるキャスト陣の“宇宙一すごいところ”が発表された。香取の「宇宙一熱いところ」を挙げた三谷監督は「クールを演じているように見えるけど、本当に心は熱い。最近彼の親友が結婚したのですが、人前ではうざったいようなことを言ったけど一番喜んだのは彼らしい。その親友が“ストーカー”呼ばわりされたこともあって、一番怒っていたのも香取さんらしいですよ」と冗談交じりにエピソードを明かした。
これに対して香取は「そうですね、僕の方が彼女より先にストーカーされましたから。早く奥さんと話したいです。すごく気持ちが分かると思う」と語り、山本の妻で女優の堀北真希との対面を望んだ。
一方、自らの結婚の話題に対して照れくさそうに笑った山本は、「宇宙一調子に乗っている」とされるも「何を言われてもね、屁でもないです」とどこ吹く風で、幸せオーラを振りまき会場の笑いを誘った。
映画は10月24日から全国東宝系で公開。