ハロウィンの伝統的な占い
不思議なことが起こるといわれているハロウィンの夜。道端さんが「お誕生日の日だったり、新年、元旦とかにタロット占いをやろうかなって思うんですけど、お話を伺っていて、ハロウィンにもやりたいなって思いましたね」とコメントしたように、占いをするのにもピッタリの日。
そして鏡さんがハロウィンの日に行う、伝統的な占いを教えてくれました。
ケルトの聖なるものの象徴でもあるリンゴの果実。そのリンゴの皮を切れないように上手に剥いて、その1本の紐状になった皮を自分の左肩越しに投げます。クチャッと地面に落ちた皮をよく見つめると、イニシャルの形に見えると言うのです。女性だと、それが将来の結婚相手のイニシャルらしいですよ! これはやるしかない! ハロウィンの日の不思議な力で結婚相手がわかるかも!?
えっ! ジャック・オー・ランタンはかぼちゃじゃないの?
ハロウィンといえば、目と口を繰り抜いたかぼちゃ頭のおばけ、ジャック・オー・ランタンが有名。この時期は街中でも、オレンジのかぼちゃで作ったジャック・オー・ランタンのハロウィン装飾を見かけます。しかし、実はジャック・オー・ランタンはかぼちゃで作られていなかったのです!
日本ではハロウィンはアメリカのお祭りだと思われていますが、元はケルト人のお祭りなので、アイルランドやヨーロッパ、イギリスなどで行われていたイベント。かぼちゃは元々イギリスにはなかったので、ジャック・オー・ランタンは野菜のカブで作られていたのだとか!
「移民した人たちがアメリカにもハロウィンを広め、アメリカでカブはポピュラーではなかったので、かぼちゃになったんです」と、鏡さんの口から飛び出した新事実に、道端さんも、「へえ! おもしろい! 大きなカブもありますもんね」と、驚きの表情を見せました。
10月は月のエネルギーを舌で味わいながら取り込むといい?
9月は中秋の名月、その翌日にスーパームーンと月のイベントが重なりましたが、10月も月のエネルギーが高まるときがあるのか気になりますよね。
鏡さんが注目だと語ったのが、10月27日の満月。10月27日は占星室上の牡牛座に月が入り満月になります。伝統的な占星術では、月が一番いい力を発揮することができるのが牡牛座。蟹座の守護星が月なので蟹座の時もいいのですが、牡牛座に月が入ると、月のエネルギーの一番いい面が出ると言われているそうです。
鏡さんは、「牡牛座というのは五感を表す。美味しいものを食べるとか、美しいものを見るとか。特に食欲の秋ですから、美味しいものを身体に取り入れて、生活を楽しむことができる月なんですね」とアドバイス。27日は、とっておきの美味しいものを食べて月を眺め、月の良いエネルギーをうまく自分の中に取り込んでみてはいかがでしょうか。
ハロウィンのあまり知られていない興味深いお話をたくさん話してくださった鏡さん。公式モバイルサイト『鏡リュウジ占星術』では、月や星についても詳しく知ることができるほか、今回ご紹介した鏡さんと道端さんの対談も全文ご覧いただけますので、ぜひ、チェックしてみてください。