ヒューゴーが手渡した、友情の“青いクリスタル”
アクアポップが踊り終わった直後に、ド派手な音楽に合わせてあらわれたのは、ミステリアス・アイランドに14年間修行してきたミステリアスなアーティスト「ヒューゴー・ヴェルジュール」。
ひとりでストイックに生きていたヒューゴーは、2015年「ファッショナブルイースター」で、わかちあうことの大切さに気づき、この日も「アクアポップか懐かしいな」「オーシャン元気かな」とつぶやいていました。
ヒューゴーが得意とするファッションはスチームパンク。
スチームパンクな衣装に身を包んだドナルドとデイジーが「ファッショナブルイースター」の楽曲に合わせて踊ります。
ドナルドとの再開を喜ぶヒューゴーが手渡したのは“青いクリスタル”。
「これはなに? 」と問うドナルドに「俺たちを繋ぐものさ。今にわかるよ。」と答え去っていくヒューゴー。
こうして、ドナルドは友情の象徴“青いクリスタル”を手に入れたのでした。
「不思議だなぁ! デイジーほらほらみてー? 」とドナルドが振り向いた時には、既にデイジーの姿はなく、会場が和やかな笑いで包まれました。
思い出が詰まったアメリカンウォーターフロント
続いて登場したのは、2014年「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」の衣装をまとったミッキーマウスとミニーマウス。
ステージでは「イースター・イン・ニューヨーク」「ファッショナブルイースター」「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」など、さまざまなショーのコスチュームをまとったダンサーが踊ります。
私たちはこれまでたくさんのショーがおこなわれてきた「アメリカンウォーターフロント」にやってきました。
スクリーンには、数々のショー、いえ、忘れられない大切な思い出が流れています。
「ねぇ、ミッキー。進水式でのこと覚えてる? 」「トニオとマリア元気かな? 」
ミッキーマウスとミニーマウスのその言葉だけで、目頭までこみ上げてくるアツい何か!
ミニーマウスの「たくさんの思い出があるわ。」
ミッキーマウスの「ひとつひとつ、とても大切な宝物だね。」
セリフを書き取った私の手帳には大きく「せやな! 」というメモが残されていました。
大好きなアメリカンウォーターフロントのステージショー! 1公演1公演が大切な思い出です。
できればこれからも、その思い出を増やしていきたいけれど、このシーンに込められた意味も痛いほどわかります。