フォワグラのポワレ ポルト酒のアクセント 大根のカラメリゼとエピスの香るヌガーを添えて
あたたかなフォアグラのポワレからは甘くこおばしい香りが漂ってきました。
ナイフを入れると、すっーと切れて、口に入れると溶けていくようで。
私はそれを「美味しかった」と表現するしかできないことを、非常に悔しく思います。
表面はカリッと、中はふんわりするように蒸し焼きにされたフォアグラの上には香ばしいナッツ。
フォアグラの下には、とうもろこしの粉を粥状に煮詰めたポレンタ。
ポレンタ自身はあまり味の強いものではないのですが、少し濃い目の赤ワイン(ポルト酒)とピ
スタチオのオイルのソースをつけるとちょうどいいお味。
もちろん、ソースはフォアグラにもよくあいます。
フォアグラの周りに添えられているのが大根のカラメリゼです。
私にとってカラメリゼといえばお菓子で、お砂糖とコンソメを炙られた大根を食べるのは初めてのことでしたが、甘くてしあわせで、もう1口食べようとしているうちにお皿から消えておりました。
選べるメインディッシュ
メインディッシュは「ヴェルベーヌ風味の白ワインソースを纏った鱈のスチーム 白子のフランと蕪のエスプーマと共に」または「牛フィレのグリルと彩り野菜のポトフ仕立て 柚子風味のレフォールクリームと一緒に」のいずれかから、選ぶことができます。
鱈のスチームには、別途800円で「ロブスター」を、牛フィレのグリルには、別途1,000円で「鱈のポワレ」、別途1,800円で「ロブスターと鱈のスチーム」を追加することが可能です。
苺のコンフィとバニラムースリーヌ ピスタチオアイスクリームと共に
クリスマスプレゼントをイメージしたという今回のデザート。
赤い飴細工の中には、お砂糖がよくしみたイチゴ、エスプーマされて泡のようになったカスタードクリームが詰まっています。
「苺のコンフィとバニラムースリーヌ」の下には、抹茶のビスクと酸味のある赤すぐり。
横にはピスタチオのアイスクリームが添えられています。
デザートがテーブルにやってくると、キャストが雪のようなホワイトチョコをかけて下さいます。
甘くて美味しいだけではなく、演出でも楽しめる楽しいデザートです。
ドリンク
飲み物は、コーヒーまたは紅茶から選ぶことができます。