清原果耶(左)と町田啓太
NHK・BS時代劇「螢草 菜々の剣」の試写会が18日、東京都内で行われ、出演者の清原果耶、町田啓太が出席した。
本作は葉室麟氏の小説をドラマ化。風早家の奉公人で、もとは武士の娘である菜々(清原)が、奉公先の主人・風早市之進(町田)を陥れようとする敵が、かつて自分の父を死に追いやった仇の男と同一人物だと知り、戦いを挑んでいく物語。
清原は「時代劇の現場に長く入ったのはこの作品が初めて」といい、「時代劇には時代劇のお芝居があることを初めて知って、そこから勉強が始まった。1話を撮るときは毎日眉間にしわを寄せながら『どうやったらいいんだろう』と考えていましたが、監督やキャストの皆さんに助言を頂きながらどうにか撮り切った感じです」と、苦労を振り返った。
劇中では殺陣のシーンもある清原。演出の岡田健氏は「最初は木刀の素振りをちょっとやる程度に書かれていたのが、練習を始める清原さんがとても熱心で、殺陣の先生と『これはすごいね』となり、もっと(シーンを)膨らませようということになりました」と明かした。
一方の町田は「僕も木刀を振るシーンがあるのですが、清原さんがめちゃくちゃ俊敏に動いていたので『僕の方が鈍い動きをしていたらまずいぞ』と思いながらやってました」と苦笑い。自身は、大河ドラマ「西郷どん」に続いての時代劇出演で、「最初のかつら合わせのときに『違和感なし』と皆さんに言ってもらえて、『よし!今回は大丈夫かな』と思いました」と笑顔を見せていた。
ドラマは、BSプレミアムで26日午後8時からスタート(連続7回)。
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