「いっしょに、笑顔。“ちいきイキイキ プロジェクト”」発表会見が12日、東京都内で行われ、プロジェクトリーダーを務める西川きよし、お笑いコンビのレギュラー、2700、ピスタチオが登壇した。
同プロジェクトでは、全国のファミリーマートの店舗を活用して、吉本興業に所属する芸人たちが寄席やワークショップなどを開催。地域の人々が1日楽しめるプログラムを提供することで、地域活性化を図る。
前立腺腫瘍の摘出手術を経て2月に仕事復帰した西川は、この日も元気な姿で登場。「おかげさまで(腫瘍が)悪性じゃなくて良かった」と報告し、報道陣にも「皆さんも大変忙しいお仕事ですけど早めに検査して」と呼び掛けた。体調については「まあ100パーセントというところまではいってないけど、90パーセントは…」と大分回復したことを明かした。
会場には同プロジェクトで吉本興行とタッグを組むファミリーマート代表取締役会長の上田準二氏も同席。“同じ年”ということですっかり意気投合した上田会長と西川は、2700の2人に誘われるまま、同コンビのリズムネタ「右ひじ左ひじ交互に見て」を力いっぱい披露した。
ネタ終了後「これから私、すぐに検診行ってきます!」と冗談を飛ばした西川は、「僕は芸人やからやりますけど、まさか会長さんに一緒にやってもらえるとは…」と会長の心意気にも感激。上田会長も「僕はもう少し動きたかったぐらい。これから出社したら毎日やりますよ」と上機嫌だった。
今年古希を迎える西川は、改めて「本当に、吉本興業に52年もお世話になっていますけど、こうやっていまだに若手と一緒にやらせてもらえるのがすごくうれしい」と喜びをかみしめ、「みんな仲が良くて吉本興業というところは本当に“ファミリー”なんです。これからもしっかり頑張らないけませんね」と若手を鼓舞していた。