映画『ヒーローマニア-生活-』の初日舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎と豊島圭介監督が出席した。
福満しげゆき氏の漫画『生活【完全版】』を実写映画化した本作は、ヘタレたちが本気でヒーローになろうと立ち上がる姿を描くアクションエンターテインメント。
悪を成敗する“ヒーロー”日下を演じた片岡は、若手三人の印象について問われると、小松については「少女と女のはざまのエロスがある」とコメント。
また、東出については「一見、朴訥(ぼくとつ)としていて何を考えているのか分からないけれど、女性の母性をくすぐるんだろうなといった色っぽさがある」と評し、窪田についても「全身から色気が漂っている。このへんの首筋なんか特に…」と絶賛。これには司会を務めた山崎静代(南海キャンディーズ)も「そんな目で見ていたんですか?」と片岡に疑いのまなざしを向け、笑いを誘った。
一方、悪役を演じた船越も「東出くんは見るからにイノセントというかね、純朴な青年ですが、ものすごく酒が好きです」と東出の意外な一面を暴露。
窪田についても「ストイックで物静か。酒は飲みませんがハイチュウが好き。そして世の中で何よりもゴキブリが嫌いです。お弁当を食べている時にゴキブリが出たんですが、叫んで逃げたと思ったら、しばらく帰って来ませんでした」とエピソードを披露した。窪田は「怖かったですね。黒いものが動いているのに、みんながそこで普通に弁当を食べているのが理解できませんでした」と返した。
最後に東出は「ちょっとだけ真面目な話をさせてください」と切り出すと、「本当に朝から夜中までの撮影でした。こんなふざけた映画でもそういう生活になったりします。割とみんな全力で真面目に作っているんです」と作品への思いを吐露。続けて宣伝部への感謝も述べ、「さあ、今日からお祭りです。皆さんもヒーローマニアになってください!」と大声で観客に呼び掛けた。