“安全なトーク”で盛り上げた沢村一樹

 『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』の初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、出演者の西銘駿、沢村一樹、木村了ほかが登壇した。

 本作は、生誕45周年を迎えた「仮面ライダー」と通算40作目となる「スーパー戦隊」の最新劇場版。

 『劇場版 仮面ライダーゴースト~』にゲスト出演した沢村は、たくさんの子どもたちが集まった会場を見て「今日はお子さまにも安心、安全なトークで盛り上げていきたいと思います」とあいさつ。

 その言葉通り、得意の下ネタは封印したが、「(西銘)駿くんって、(名前が書かれたうちわを持った観客が)たくさんいますけど、どこがいいのか分からない」「朝早くからいくら暇とはいえ、暑い中、(集まっていただき)ありがたい話です」などと毒舌で会場を沸かせた。

 テレビ放送開始直後から大きな話題を呼んだ「仮面ライダーゴースト」に続き、本作でも主演を務めた西銘は、「撮影が終わったのが2カ月ぐらい前で、この日が待ち遠しかったです。『仮面ライダーゴースト』の集大成の映画だったので、気を引き締めて、真剣に取り組んできて良かったなという気持ちでいっぱいです」と公開を喜んだ。

 そして「『ジュウオウジャー』の映画では、どんな悪にも立ち向かう勇気、『ゴースト』の映画では命がテーマ。人の思いをつないでいくことを描いているので、子どもたちにはどんな難しいことがあっても立ち向かう勇気を持ってほしい」とメッセージを贈った。

 また、この日、リオ五輪が開幕したことにちなみ、登壇者が「力を借りたいオリンピック選手」を発表。西銘は「陸上の桐生祥秀さん。強力な敵が現れた時に、立ち向かうことも気持ちも大事なんですが、仲間を守るには逃げる早さも必要」と答えた。

 一方、沢村は「女子バレーボールの木村沙織さんにとにかく会いたいです。耳元で励ましてほしい。そうしたら、がぜんやる気が出ると思います」と熱烈なラブコールを繰り広げ、会場の笑いを誘った。