11月3日(木)幕張メッセ 国際展示場 9~11ホールにて行われたイベント「ぴあ 39th FAREWELL“39 -THANK YOU-”~車輪小僧の大回転~」の模様をお届けします! 

【ゆず】

   












トップバッターで登場したのは、ゆず。オープニングの『ストーリー』から軽快なステージを展開し、のっけから会場を大いに盛り上げていく。11月30日(水)にリリースされるニューシングル『翔』をいち早く聴かせてくれたほか、『夏色』では、「1・2・3・ぴあサンキュー」の掛け声や、13年前にぴあの表紙を飾ったパネルを取り出すなど、サービス満点のパフォーマンスに、場内の温度はグングン上がっていく。ラストを飾ったのは『栄光の架橋』。イベントの滑り出しとしては、贅沢過ぎるほどのふたりのステージで「ぴあ 39th FAREWELL“39 -THANK YOU-”~車輪小僧の大回転~」は幕を開けた。

SETLIST
M1 ストーリー
M2 シシカバブー
M3 超特急
M4 翔
M5 夏色
M6 栄光の架橋



【氣志團】

   











COMPLEXの『BE MY BABY』が鳴り響く中登場したのは氣志團。1曲目の『ゴッド・スピード・ユー!』から熱いヤンキー魂がステージで弾けまくる。ステージ中盤では、これまでの10年を振り返るとともに、綾小路 翔と早乙女 光のフロントマンふたりが、身長が倍ほどの大きさになって「でっかくなって帰ってきました!」とアピール。でっかくなっての意味が違う気がしないでもないが(笑)、場内は大盛り上がり。ラストは『One Night Carnival』。サビの部分を「お願いだから歌って」と團長から懇願されたら、そりゃオーディエンスも歌わざるを得ない訳で、最後は会場中から大合唱が巻き起こる。MCも含め、キレキレのパフォーマンスはさすが氣志團、一流のエンタテイナーであった。

SETLIST
M1 ゴッド・スピード・ユー!
M2 キラキラ!
M3 愛羅武勇
M4 高校与太郎組曲 ~喧嘩ボンバー~
M5 俺達には土曜日しかない
M6 One Night Carnival




【トータス松本】

   











三番手に登場したのは、トータス松本。バンドを率いてのステージは『明星』でスタート。小気味のいいリズムとグルーヴが会場全体を包み込んでいく。ソロの楽曲でオーディエンスをグイグイと引っ張ると思いきや、飛び出したのは『ええねん』。さらには『バンザイ~好きでよかった~』のウルフルズナンバーの連発に、ひときわ大きな声援が上がる。ステージ後半もその勢いは加速していき、トータスの着ていたシャツに汗がにじむ。『クリア!』『愛がなくちゃ』の後は、とどめとばかりに『ガッツだぜ!!』が炸裂。会場が揺れる揺れる。ソウルフルでタイト。トータスの粋なパフォーマンスが幕張の夜を彩った。

SETLIST
M1 明星
M2 マイウェイ ハイウェイ
M3 ええねん
M4 バンザイ~好きでよかった~
M5 クリア!
M6 愛がなくちゃ
M7 ガッツだぜ!!

   

 











【エレファントカシマシ】

   















1曲目から名曲『悲しみの果て』である。これで会場のテンションが上がらない訳がない。一気にエレファントカシマシの音世界にオーディエンスを引きずり込んでいく。11月16日(水)にリリースされるニューシングル『ワインディングロード/東京からまんまで宇宙』も両曲ともにガッツリと聴かせ、終盤『ガストロンジャー』『今宵の月のように』とたたみかける。シャツも裂けよと言わんばかりに熱唱、そして時折振り絞るようなシャウトをかます宮本浩次の気迫あふれるステージングと、石森敏行、冨永義之、高緑成治らメンバー渾身のパフォーマンスが会場の温度をさらに上げた。

SETLIST
M1 悲しみの果て
M2 俺の道
M3 風に吹かれて
M4 俺たちの明日
M5 ワインディングロード
M6 東京からまんまで宇宙
M7 新しい季節へキミと
M8 ガストロンジャー
M9 今宵の月のように