Xperia acro HD(左)、AQUOS sense(中央)、HUAWEI P10 lite(右)

2010年代が終わり、2020年に突入。実売データランキングで10年代を振り返る。ここではAndroidスマートフォンを取り上げる。 まず「BCNランキング」2010年1月から2019年11月までの合算集計データによる実売台数ランキングは以下の通りになった。

集計期間内に最も売れたAndroid搭載のスマートフォンはソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia acro HD」。ワンセグやおサイフケータイなどの機能を搭載し、防水にも対応している2012年3月発売のガラケーの流れを汲んだ製品だ。Xperiaは計6製品でランキングを占め、2010年代における存在感の大きさをみせている。ドコモのツートップ戦略の一翼を担っていたことも印象的だ。

2017年からはシャープや中国勢のHUAWEI(ファーウェイ)による台頭が目立った。シャープのAQUOS senseシリーズやファーウェイのPシリーズは安価を武器に売上を伸ばしており、2018年発売の「AQUOS sense2」や「P20 lite」は発売からわずか1~2年で10年代ランキングのTOP10に入るほど売れている。

Androidスマートフォン市場は現在、シャープ、ソニー、ファーウェイ、ASUS、OPPOなどがシェア争いを繰り広げているが、2019年12月には新たに中国からXiaomi(シャオミ)が日本進出しており、今後勢力図が変わる可能性もあるだろう。2020年代の各社の動向にも注目だ。

1位 Xperia acro HD

発売月 2012年3月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

2位 Xperia Z3

発売月 2014年10月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

3位 P20 lite

発売月 2018年6月発売(Huawei Technologies)

4位 AQUOS sense

発売月 2017年11月発売(シャープ)

5位 Xperia XZ

発売月 2016年11月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

6位 Xperia XZ1

発売月 2017年11月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

7位 P10 lite

発売月 2017年6月発売(Huawei Technologies)

8位 AQUOS sense2

発売月 2018年11月発売(シャープ)

9位 Xperia Z5

発売月 2015年10月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

10位 Xperia A SO-04E

発売月 2013年5月発売(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます