予告編で明かされるデス・スターの真実
「お前を守る」と、まだ少女のジンに力強く約束する父ゲイレン。
そんな優しく強い父が、無言のまま帝国軍と共に去る姿をじっと見つめている少女ジン…という鮮烈な記憶を夢に見ているのは、現在のジンです。
有名な科学者である父親と共に過ごしたのは少女時代だけでしたが、一匹狼となった現在のジンにとっても、偉大な父は大切な存在であることが示されます。
生き抜くために様々な罪を犯すことも厭わず、帝国軍に拘束されていたジンを脱出させた反乱軍でしたが、反乱軍がジンにコンタクトを取ったのには理由がありました。
その理由は、ジンがゲイレン・アーソの娘であることをつかんだから。
では何故、娘のジンを?
なんと、ゲイレン・アーソは銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器デス・スターの開発者だったのです。
ショックを受けるジンでしたが「私は父を信じてる」と、父の真意を明らかにするため、そして消息も分からない父の愛を信じミッションに参加します。
帝国軍(悪)の巨大な力に、反乱軍すら諦めの言葉を…全ての“希望”を奪うデス・スター。
ゲイレン・アーソが開発したデス・スターの破壊力は無限。
反乱軍の上層部からは「降伏する以外、私たちに選択肢はない」という声も上がり、希望は失われたかに見えます。
しかしジンは「まだ望みはある。反乱軍は希望を捨てるの? 」と反論。
極秘チーム「ローグ・ワン」の一員として、反乱軍を救い希望をつなぐため、「最後まで諦めない。それが私たちよ」と決意を口にします。
しかしその直後、全ての希望を打ち砕くかのように煙の中から姿を見せるのは…悪の帝王ダース・ベイダー。
父のため、反乱軍、ひいては銀河全体の希望となる為に立ち上がるジン・アーソとローグ・ワンのメンバー。
ルーカスフィルムの社長で本作ではプロデューサーを務めるキャスリーン・ケネディは「この『ローグ・ワン』は家族の物語という側面、そして今回の作品はより“希望を持つ”ことを求めており「スター・ウォーズ」の物語で描かれる共通の価値観を継承しています。いつもより少しガツガツしているかも(笑)」と語り、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描くどころか、その“希望”を次世代へと繋げる、シリーズ全体においても重要な作品であるという事を明かしています。
スター・ウォーズシリーズの原点となる『エピソード4』で、レイア姫はなぜ帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を持っていたのか?
伝説の原点の謎が解明されるばかりか、いままでのシリーズ以上にエモーショナルで心揺さぶられるストーリーになる最新作です。