実験方法

今回充電するスマートフォンに選んだのは、iPhone4S(64GB、ソフトバンク)。「iPhone4Sのバッテリーの減りが異常に速いと訴えるユーザーが多い」との報告もありますし、KDDIからも発売されiPhoneを初めて手にされた読者の方も多いと思い、家電アドバイザー資格をもつ筆者が実験的に検証してみました※4。

実験条件は、以下の通りです。

バッテリー残量は20%で開始します
充電時間は15分
機内モードをオンにし、通知のプログラムが動作しないように設定します
バックグラウンドで起動しているアプリは、一度すべて削除します
液晶はオフにします

実験結果

バッテリー残量については、充電前の20%から15分の充電で、8-10%上昇しました。通話と3G通信については、充電前には電話が168分、3G回線が72分でしたが、①をのぞいて、電話252分、3G回線が108分に増加。15分の充電で電話が+約100分、3G回線が+約30分と緊急時の手助けには十分な数値ではないでしょうか※5。バッテリー残量には2%ほど開きがありましたが、通話&3G残量では実際では同じ値を示していますので、製品による差はほぼないといえるのではないでしょうか? 今回実験したコンビニでは、差はあまりないようです。