(前列左から)小島聖、池松壮亮、小林薫、佐藤浩市、河井青葉、(後列左から)松岡錠司監督、オダギリジョー、多部未華子、不破万作、綾田俊樹

 映画『続・深夜食堂』の初日舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の小林薫、佐藤浩市、池松壮亮、多部未華子ほかが登場した。

 本作は、繁華街の路地裏にある小さな食堂「めしや」が舞台の映画『深夜食堂』の続編。

 「めしや」のマスターを演じた小林は、本作について「尊敬する渡辺美佐子さんと井川比佐志さんと現場でお会いすることができました。さらに佐藤浩市さんにも加わっていただいて、初回に比べて厚みを増したなと思います」と話した。

 30年振りの共演となった小林と佐藤。「久しぶりに共演した感想は?」と聞かれると、佐藤は「いやあ、お互いにふけたなあって」と印象を語り、会場の笑いを誘った。

 また、11月5日が「いい(11)ご(5)縁」の語呂から「縁結びの日」に制定されていることにちなみ、「人生で縁を感じたエピソードは?」と振られると、佐藤は「今日はこれから人さまの結婚式に行かなきゃいけなくて、舞台あいさつの日に結婚式、いやあ縁があって幸せですね」と明かした。

 池松は「僕は九州出身で麺類が大好きで、そばよりもうどんが大好きなんですけど、(本作で)そば屋の息子でうどんが好きっていう役が回ってきたのに縁を感じています」と答えた。

 多部は「ずっと犬を飼いたいと思ってたんですけど、なかなか一目ぼれをしなくて、ふとした時に出会った犬が今私の家にいて。いい縁を感じる瞬間というのは、人生のふとした時に出てくるんだなと感じさせてくれたのが、今の私の犬です」とエピソードを披露した。