東京ディズニーリゾートは2020年4月に現行価格から700円値上がりする

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのパークチケットを4月1日以降に値上げする。

大人(18歳以上)の1デーパスポートは、現行の7500円から8200円に改定。アフター6パスポートや年間パスポートなども合わせて値上げするが、小人(幼児・小学生、4~11歳)の料金は据え置きとなる。また、新たに障がい者向けのチケット(大人6600円、中人5500円、小人3900円)の販売を開始する。

東京ディズニーリゾート開園時(1983年)の1デーパスポートの料金は3900円で、今回の値上げで当時の2倍以上の価格に釣り上がったことになる。同リゾートは、新施設やシステム、人材への投資を理由に数年おきに価格を改定しており、前回は消費増税のあった19年10月だった。

わずか半年というスパンの短さもだが、ファンはワンデーパスポートで“700円”という過去最大の値上げ幅にも衝撃を受けているようだ。今年4月には、東京ディズニーランドに新アトラクション&新エリアがオープンすることもあり、同社はこのタイミングでの値上げに踏み切ったとみられる。(BCN・大蔵大輔)