赤いドレス姿で登場した綾瀬はるか
映画『海賊とよばれた男』の完成記念イベント&完成披露舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、國村隼、小林薫、山崎貴監督が登壇した。
百田尚樹氏原作の本作は、国岡商店の創業者で、国内外からの圧力に屈することなく、石油事業を通じて日本人の誇りを追求し、“海賊”と恐れられた国岡鐡造(岡田)と、彼を支える店員たち、そして最愛の妻との絆が織りなす重厚な人間ドラマ。岡田が『永遠の0』に続いて山崎監督とタッグを組んだことでも注目を集めている。
この日、キャストと監督はフォーマルな衣装に身を包み、野外の地上広場に敷かれたレッドカーペットに登場。駆け付けた約500人のファンとの交流を楽しんだ。
直前まで小雨が降っていたため、岡田は「皆さん、きょうは足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます」とあいさつ。「こういうプレミアムイベントで皆さんに祝ってもらえることを本当にうれしく思います」と続けると、「ここで綾瀬さんが、一言、皆さんに言いたいと言っているので」と綾瀬にむちゃぶりした。
すると綾瀬は驚きながらも「皆さん、ありがとうございます。帰るまでが“遠足”ということで、どうぞ一つよろしくお願いします」とユーモアを交えてあいさつした。
さらに、観客へのあいさつを求められた小林は「むちゃ振りだ」と苦笑いしつつも、「皆さん『続・深夜食堂』もよろしくお願いします」と自身が主演した別作品をちゃっかりアピール。隣から堤が「それアカンやつ!」と突っ込むなど、和やかなムードでイベントは進行した。
映画は12月10日から全国東宝系ロードショー。
関連記事