au損保による電動自転車に関する調査

au損害保険(au損保)は、全国の自転車を利用している男女を対象に電動アシスト付自転車の保有率や利用実態を調査した。

自転車の保有者5752人に車種を尋ねたところ(複数回答可)、電動アシスト付自転車の保有率は17.3%となった。なお、2018年にKDDIが実施した自転車の安全・安心利用に関する意識調査によると、電動アシスト付自転車の保有率は12.2%だったという。

電動アシスト付自転車の保有者(1000人)に「電動アシスト付自転車の便利さを実感するとき」を尋ねたところ、「買い物が楽になった」が最も高く45.0%。次いで「通勤・通学が楽になった」が20.9%、「子供の送り迎えが楽になった」が16.5%という。20代で「通勤・通学が楽になった」(35.5%)が全体平均よりも高く、30代で「子供の送り迎えが楽になった」(39.5%)が最も高いとのことだ。

また、電動アシスト付自転車の保有者に故障経験の有無を尋ねたところ、24.9%が故障を経験していると答えたという。故障の内訳を尋ねると(複数回答可)、後輪のパンクが57.0%で1位、次いで前輪のパンクが46.2%、バッテリ切れが38.6%、ブレーキの故障が24.5%、チェーン・ギア・クランクの破損が19.3%とのことだ。

なお、au損保の「自転車向け保険」には故障・事故の際に自転車を50Km以内の希望の場所まで無料搬送する自転車ロードサービスが付いているという。電動アシスト付自転車にも対応しているため、パンクやバッテリ切れでも重たくなった自転車を押さなくて済むので安心とのことだ。

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