2025年11月27日発売「Synthesizer V 2 AI 重音テト」「Synthesizer V 2 AI フリモメン 2」

毎年1月にBCNが発表する「BCN AWARD」に関する情報を先出し! 今回は2026年1月19日に発表予定の「BCN AWARD 2026」からソフトウェアの注目部門を紹介します。

PCゲームソフトは今回もトップ交代か!?

「BCN AWARD」は、家電量販店・オンラインショップの実売データを集計する「BCNランキング」に基づき、各部門の年間販売数1位のメーカーを称える制度。毎年1月に、前年の実績をもとに結果を発表します。

大きくハードウェア部門とソフトウェア部門の二つに分け、ソフトウェア部門はさらに「ビジネスソフト部門」と「PCゲームソフト」に分かれます。

ビジネスソフトは名称通り、主にビジネス用途に役立つソフトウェアを指し、Appleのアプリストア「App Store」の分類名「仕事効率化」とほぼ同じです。なお、PDFソフトは「文書管理ソフト」、音声合成ソフトは「サウンド関連ソフト」、音声読み上げソフトは「ユーティリティソフト」に分類されています。

前年からトップが交代する見込みが高い部門は「文書管理ソフト」と「PCゲームソフト」。PCゲームはヒット作が出ると1位のメーカーが交代するので要注目です。

また、途中経過の集計によると、「サウンド関連ソフト」ではAHSがクリプトン・フューチャー・メディアを抑えてトップに立っており、初めての3年連続No.1獲得が濃厚です。AHSは次世代歌声合成ソフト「Synthesizer V 2」シリーズの専用歌声データベースを続々とリリースしており、パッケージ版も提供しています。2025年の年間集計結果は、来年1月の発表をお楽しみに!

「BCNランキング」は、日本の店頭市場の約4割(PCの場合)をカバーしています。実売データの協力販売店(2025年11月現在)は、アマゾンジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、玉光堂、ケーズホールディングス、コジマ、サードウェーブ、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム(50音順)の20社です。