両社で協力して構築していく将来のモビリティプラットフォームのイメージ

JXTGホールディングス(JXTG)と、モビリティのシェアリングサービスのスタートアップ企業OpenStreetは1月31日、将来のモビリティプラットフォーム構築に向け、協業を開始すると発表した。

協業に際し、JXTGは、未来事業推進のための100%投資子会社であるJXTGイノベーションパートナーズを通じて、OpenStreetに資本参画した。

両社は、将来のMaaS(Mobility as a Service)時代に新たな価値を提供するサービスを展開するとともに、2023年をめどに、OpenStreetが展開するモビリティステーションを発展させ、太陽光発電や蓄電池など環境に配慮したエネルギーを電動アシスト自転車や電動スクーターなどのシェアモビリティへ効率的に供給するステーションを展開していく。

さらに、両社は同じく23年を目標に、モビリティサービスに関するデータを活用した新たなサービスの創出につながるデータプラットフォームを構築することを目指す。

ソフトバンクの社内ベンチャーから始まったOpenStreetは、以前はSBイノベンチャーの子会社で、今はソフトバンクとZコーポレーションの持ち株会社となる。

2016年11月に開始したシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」は、さまざまなエリアで展開。19年9月から「HELLO SCOOTER」も開始した。24時間利用可能で、空いていれば借りた異なるステーションでも返却できる。