ドコモとメルカリが提携

NTTドコモ、メルカリ、メルペイの3社は2月4日、キャッシュレス推進や新規事業の検討などを目的とした業務提携について合意したと発表した。5月からは、7345万を超える会員基盤を持つ「ドコモ」のアカウントと、月間利用者数1450万人のフリマアプリ「メルカリ」を連携し、国内最大級の顧客基盤構築を図る。

提携後に進める取り組みは大きく五つ。具体的には、「両社のID連携による顧客基盤の拡大」「メルカリでdポイントを利用できるようにすること」「スマートフォン(スマホ)決済サービス『d払い』とメルペイの連携」「ドコモショップとメルカリのさらなる連携強化の検討」。このほか、各社の資産を活用した新規事業創出の検討を進める。

「dアカウント」と「メルカリID」のアカウント連携によって、メルカリでの取引1回につき、1%のdポイントを還元する予定。また、dポイントを1ポイント1円としてメルカリで利用できるようにする。さらに、残高やポイントを連携。メルペイでdポイントがたまる・使えるようにするほか、加盟店の共通化、共同での加盟店開拓を初夏に開始する。なお、メルペイの加盟店が170万カ所、d払いが136カ所としている。

実店舗との連携強化では、現在一部のドコモショップで実施している「メルカリ教室」やメルカリの梱包・配送サポートの全国展開を視野に入れている。フィンテックサービスの開発や、新たなマーケティング、販促ソリューションの開発も検討するという。

発表会に登壇したメルカリの山田進太郎CEOは、「今回の提携は、これまで連携してきた延長。シナジー効果が大きいと判断し、決断に至った」と振り返る。NTTドコモの吉澤和弘社長は、「アカウントやポイントが連携することで、どこから入ってもお得な体験が提供できる」と、入り口が増えることを喜んだ。

ドコモとメルカリは、2015年のキャリア決済のパートナーシップに始まり、19年にメルカリ教室を共同開催するなど、これまでも多くの連携を重ねてきた。今回の提携によって、国内最大級の顧客基盤を保有するアライアンスを構築し、さまざまなサービスが提供できるようになるとしている。

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