映画『疾風ロンド』の“疾風ロンドンバス”出発式イベントが17日、東京都内で行われ、出演者の阿部寛、大倉忠義(関ジャニ∞)、大島優子、ムロツヨシが登場した。
この作品は、医科学研究所員・栗林が雪山に隠された違法の生物兵器の捜索を命じられることで繰り広げられる東野圭吾原作の“笑撃”サスペンス。
栗林を演じる主演の阿部は、「年末年始と皆さんに笑ってもらえるような楽しい作品になりました。皆さんぜひご覧ください」とPR。
「吹き出しそうになったアドリブシーンはあった?」と聞かれると、「大倉君と初日にやってる時に、僕が雪の中に埋もれてしまう役だったんだけど、終わっても監督がカットをかけてくれないので、大倉君と『どうする?何かやんなきゃいけないの…?』って目で交流し合いながら、1分間近くカットがかからなかったときがありましたね」と話すと、大倉も「最後の方は笑っちゃってましたね」と撮影時を振り返った。
また、大倉は「ムロ君とのシーンは笑いをずっとこらえてました。後ろを振り向いたらムロ君が尾行してきてるみたいなシーンがあって、その時のムロ君の顔が耐えられなかったです」と答えた。
作品にちなみ、「じつは隠していた秘密兵器(特技)は?」と質問されると、大倉は「お手洗いが尋常じゃないくらい早いです。人と比較して早いので、人生得してると思います。全て一瞬で終わります。1分以内です」と告白。
これを受けて大島は「大倉さんはそういう生理的な現象が全部早いんです。トイレ以外にも寝るのも早くて、どこでもすぐに寝られるし、炭酸系のものを飲んだら空気に戻すのも早いし」と暴露すると、大倉は「ゲップって言ってよ。体の反応が早いんですよね」と明かし、会場の笑いを誘った。
栗林が生物兵器の捜索に巻き込まれるストーリーにちなみ、「何かに巻き込まれたことは?」と振られると、ムロは「大倉君と僕はお酒が好きなので飲んだりしてたんですけど、大倉君の強さにみんな参ってしまって逃げるようになって…、僕は最後まで付き合うんですけど、たまに巻き込まれたな今日って思いましたね」と明かした。
大倉は「撮影に入る前にスキーを練習するということで、いざ山に入って滑るっていうときに、こんなに急なんだってびっくりして。危険なところには網(ネット)があるんですけど、その網に見事体全体を巻き込まれまして…、突っ込んでいって面白かったですね」とエピソードを披露して、笑わせた。
映画は26日から全国ロードショー。