大塚家具のショールームでも家電の販売を開始する

ヤマダ電機は2019年12月に子会社化した大塚家具とコラボレーションした売り場を擁する東京・豊島区の「LABI1 日本総本店 池袋」と東京・品川区の「LABI 品川大井町」、大阪・浪速区の「LABI1 なんば」、大阪・豊中市の「LABI LIFE SELECT 千里」の4店舗を、2月7日に同時にリニューアルオープンする。

リニューアルの目玉は大塚家具の高級家具やインテリアと、ヤマダ電機の家電を組み合わせたシーン提案のコーナー。モノを中心にした売り方ではなく、「モノでかなえられるコト、モノと共にすごくトキ」をテーマにした暮らしまるごとのサービスを提供する。

池袋と千里では新しく家具とインテリアのフロアが新設。暮らしをイメージしやすいリビングやダイニングのルームシーンをはじめ、ソファ、ダイニングテーブル、ダイニングボード、書斎関連家具、ベッド・マットレスなども取り扱う。

大井町となんばでは、従来から家具とインテリアのフロアがあり、大塚家具の商品の中でもソファやダイニングセットを数点展示していた。今回のリニューアルで、ダイニングボードやベッド・マットレスなどのアイテムを拡大するとともに、暮らしをイメージしたリビングやダイニングのルームシーンで暮らしをトータル提案できるようにする。

大塚家具のショールームでも家電販売を開始

また同日、大塚家具の有明本社ショールームと新宿ショールーム、大阪南港ショールームでもトライアルとして、エントランス付近にインテリアに合わせてセレクトしたテレビや冷蔵庫、電子レンジなどの家電を取り入れたルームシーンを新設し、家電の販売を開始する。

19年12月以降、ヤマダ電機の「家電住まいる館」で大塚家具の商品導入が進んでいる。19年12月12日時点では18店舗だったが、20年2月6日時点で34店舗に増えているという。

大塚家具の中では、ヤマダ電機とのコラボ店で扱う商品の価格帯は、ソファの場合で10万円~30万円未満の中級のアフォーダブル・プレミアムから低価格帯のアフォーダブルに位置付けている。